2025年1月10日

「路地ぶら ならまち・きたまち」③ 御霊神社

続いては、御霊神社へ

実は御朱印がよく紹介されていて、以前から行ってみたいと思っていた神社でした。




御祭神は井上内親王とのこと。

こちらも波乱に満ちた皇后です。





ええっ!なんか狛犬の足に紐が巻き付いてる!!




「足止めの狛犬」とのこと。
江戸時代から伝えられる願掛けの方法で、家出人や悪所通いの足が止まりますようにとの願いや、子供たちが神隠しに会わないようにと狛犬の足に紐を結んでいたとのこと。

近頃では、恋人とこれからも一緒にいられますように、足が遠のきませんようにとの願いも込められるようになったとも。




これが江戸時代から続いている姿なのですね・・・。





あ!!お屠蘇があります!!




無病息災を願ってほんのちょっとだけ頂きました。

ああ、これは飲みやすくておいしい!!




豊澤酒造さんだそうです。
帯解寺の近くにあるようです。

暖かくなったら行きましょうか。




縁結びもありますね。


カラフルな御朱印がたくさんありましたが、近くの崇道天皇社とで一そろいになる御朱印などもありました。

今回は「路地ぶら」の御朱印を頂きました。
押印は神輿蔵の唐櫃から発見された奉納刀がモチーフで、刀身に施された龍の彫刻を表現しているそうです。





2025年1月9日

「路地ぶら ならまち・きたまち」② 崇道天皇社 十輪院

 般若寺からバスで戻ったので、そのまま乗り継いでならまちの一番遠くから近鉄奈良駅側へ戻るコースにしました。


紀寺町のバス停で降りてすぐのところにある崇道天皇社(すどうてんのうしゃ)です。

桓武天皇の弟である早良親王を鎮めお祀りしております。

悲劇の王子、早良親王は天皇にはなっていないのですが崇道天皇の諡号を追贈されました。





御本殿は、元和9年(1623年)に春日若宮社を移建されたもので、現存する春日移しでは最古の建物として国の重要文化財に指定されているそうです。







路地ぶら限定御朱印にはそのお社と・・・灯ろうとカタツムリがあります。
カタツムリ?は何だろうと聞いてみると、




境内にあるこの灯ろうにカタツムリがいるとのこと。





あ、いました!!

昔、農民が雨が降ることを願って雨をイメージするカタツムリを奉納したのではないか?と推察されるとのことです。





こんなにかわいい御朱印もありました。
これは冬の御朱印だったかな。

切り絵になっていますが、下地の紙と切り絵部分とで2枚仕立てです。
青く見えている雪の結晶部分はキラキラしています。

こちらは娘が頂きました。


次は十輪院へ。





あ、なんか奈良っぽい。

元正天皇の旧殿を拝領し創建した勅願寺だそうでなんだか風流ですね。
本堂は国宝で、本尊は地蔵菩薩です。

もとは元興寺の子院だったということで、ずいぶんと離れていますがこの後行く元興寺は昔はこの辺りまで境内であったとのこと。




限定御朱印には、本堂の蟇股が押されています。






う~ん、あまり見えませんが、⇩こんなめずらしい形の蟇股です。






天狗の瓦です。





境内には趣のある焼き物がありました・・・。




明治の文豪・森鷗外が晩年、帝室博物館総長として訪れた奈良の印象を短歌に詠んだ「奈良五十首」の1首の歌碑がありました。

「なつかしき 十輪院は 青き鳥 子等(こら)のたづぬる 老人(おいびと)の庭」

十輪院で詠まれた歌だそうです。

森鴎外と奈良は意外でした。



2025年1月8日

「路地ぶら ならまち・きたまち」① 般若寺

 1月4日は「路地ぶら ならまち きたまち」の期間限定御朱印をもらいにいってきました。










こんな各寺や神社にまつわるモチーフが押された御朱印が頂けるのです。

お正月に「ならまち」をぷらぷらするのもいいねぇ~と思ったのですが、よく見ると一箇所ずいぶんと離れた場所にあるお寺もありました。

般若寺と言う奈良坂にあるお寺ですが、奈良に住んでいた頃にはすぐそばをよく通っていたので飛鳥時代に開かれたコスモスが有名な寺があることは知っていました。

近鉄奈良駅からバスで6分とアクセスはよいです。







一際目立つ「十三重石宝塔」はお寺の塀の外からも見えています。
大きさに圧倒されます。

聖武天皇が平城京の鬼門を守るためにここに伽藍を配置し、この塔の基壇に『大般若経』を納めた、ようなことが書いてありました。
現在の物は聖武天皇の頃の物ではなく、鎌倉時代の再建だそうです。





ご本尊は文殊菩薩です。

御朱印の「妙吉祥」は文殊菩薩のことだそうです。
文殊菩薩はサンスクリット語でマンジュシュリーと言うのですが、日本語になった時に音訳で「文殊師利」となり「妙吉祥」と意訳するとのことです。




コスモスもポツポツと咲いていました。






突然国宝が現れました。

奇跡的に兵火をのがれたとのこと。
屋根のそりが確かに美しいです。


境内には他にも平家物語に登場する経蔵や、能の「笠卒塔婆(重衡)」の題材ともなった笠塔婆もあります。





「カンマン石」カンマンは不動明王を象徴する梵字で、突起部にお腹や背中を当てると健康が増進するとのこと。

突起かなぁと思うとこに腰を当ててきました。

痛かった腰がましになりました!!


最近ではシーズンには「ガラスキューブコスモス」や「丸いガラスに入ったアジサイ」が置かれており、映えスポットとして人気のようです。

また、初夏にはアジサイとコスモスのコラボも楽しめるとのこと。


さて、バスの時間もあるので「ならまち」へ向かいます。

2025年1月7日

元旦に届いた福袋

 福袋が年末に申し込み>抽選というシステムになってから、申し込みの開始・締め切りを覚えていられないので、福袋はほとんど買わない(買えない)のですが、昨年は(娘が)申し込みをしてみました。


競争率が高い人気商品ですが、当たりました!!


元旦に届きました。

(近くの営業所には年末に届いている通知がきているのに、福袋なので元旦以降にしか配達してくれないのです)




開けます!!




おお!かわいい!




ジェラート・ピケのルームウエアの福袋です。

そもそもジェラート・ピケはお正月にはいつもセールをしているので、毎年店舗にてセール品を買っているのですが、福袋を購入したのは今回が初めてです。

今年は少し?・・・だいぶ値上がりして、13,490円でした。






毎年「もこもこセットと干支の薄手のルームウエア+小物」のパターンであることはメルカリ等で見ているのですが、今年の福袋もいい感じです!!

・もこもこフード付きカーディガン
・もこもこ長ずぼん
・もこもこ靴下
・てろてろ干支半袖ややネグリジェ丈
・てもてろ干支長袖パジャマの上

・・・です。




長ずぼんなのがうれしい!




半袖の方が丈が長いタイプです。



今年のてろてろは、干支のへびとゆかいな仲間たちがいるパターンでした。

かなりベビー服っぽいですね。

かわいい😁


ところで、娘と私が同じピンクのタイプを申し込みましたが、娘ははずれました・・・😭

かわいそうなので、わけわけしました。


さすがに、着物のような着画はありませんよ。

2025年1月6日

生國魂神社の干支御朱印

 お正月の三日は近くの「生國魂神社」へ参拝に行くのがお決まりとなっています。





生國魂神社には通常の御朱印とは別に、干支の御朱印があります。
十二支の「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」と十干の「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」を組み合わもので60種類あります。 
60年、還暦で自分の十干十二支(じっかんじゅうにし)の干支が巡ってくるというわけですね。

私たちは庚子(かのえね)の年から頂くようになりました。

当初は1月15日までの期間限定の配布でしたが、コロナ過を経て今は特別に期間が延長され2月以降も年内は受付をしているとのことです。



御朱印帳は、緑・赤・紫と3色あります。
私は今は、緑の御朱印を生國魂神社の干支の御朱印専用にしています。



年女の次女は、今年の干支御朱印から専用にわけるそうで赤の御朱印帳を購入しました。
元旦に引き続き2冊目ですね。










2025年の干支は、乙巳(きのとみ)ですね。


おみくじを引くのも恒例です。




生國魂神社の「おみくじ」には少し変わったものがあります。

みんなが一番なに??って言っているのがこの「平」です。
平って??ですよね、見たことありますか? 

私は今年は「平」でした。
平穏ってことで良いですね。

昨年は「凶吉向(きょうきちにむかう)」でした。
「凶後平(きょうのちへい)」や「吉凶未分(よしあしいまだ分からず)」なんてものもあるようです。





生玉人形をかたどったおみくじもありました。

生玉人形はかつて大阪の名物の玩具の一つであったそうです。
このみくじでは「三番叟」の人形のようですね。

境内には「浄瑠璃神社」という摂末社があります。
御祭神には近松門左衛門を始めとした文楽関係者の諸霊がお祀りされています。

浄瑠璃で「三番叟」は事の始まりを祝う開運招福の縁起のいい演目ですが、そういった意味があるのでしょうか・・・。


「いくたまさん」は摂末社も多く、とても一回では紹介できませんので、また写真を撮ってきたらのんびりと書いてみたいと思います。


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