昨日の「船場センタービルのリサイクル着物ショップ」の続きです。
実は、用事のついでに寄っただけなので、着物も帯も買うつもりはなかったのです。
エコバックもメジャーも持っておりませんでした。
最近YouTubeでよく見かけるtresjeune (トゥレジュ)さんとはどんな感じなのかを覗いてみようと思ったのです。
2022年にオープンしたお店で、まだ見たことがありませんでしたので・・・。
どうしてもサイズの合う着物を着がちになるので、最近は袷の着物はもういらないなぁ、と。
単衣や木綿や浴衣は欲しいなぁと思うのですが・・・。
2022年にオープンしたお店で、まだ見たことがありませんでしたので・・・。
そのトゥレジュさんで見つけたこの引き箔に相良刺繍のアラベスク文様の帯。
こういったリサイクル着物ショップで汚れのない白い帯を見つけたのは初めてかもしれません。
未使用で仕付け糸がついていても、折れの部分や端にうっすらと保管によるアクがあるものです。
実はこのぼかしの引き箔の帯ってあんまり好みではないのです・・・。
紬に合わせにくくなるし、キラキラと綺麗というよりは、モワモワと曇りのようで・・・
アラベスク文様は好きですが、上品すぎて似合う気がしない・・・
と、散々悩みまくりましたが、このきれいな帯を置いてくることは出来ませんでした。
だって!相良刺繍が好きなんだもん!!
ひゃぁ~!細かい刺繍、かわいい😍
よ~く見ると糸が渡っているところを見つけたので、もしかしたらミシンの刺繍なのかなと思いますが、逆にミシンでこんなことができるのかと一粒一粒を眺めております。
余談ですが、相良刺繍の帯を検索していたら、好みの帯を見つけました。
「これ可愛いなぁ、好きだなぁ!」と思ったらまさかの自分の帯でした。
昔書いていたブログで自分がアップした画像がそんな上位に上がってくるなんて思いもしなかったので、自分の持ち帯を改めていいなぁと思った、ちょっと笑ってしまったエピソードです💦
さて、着にくいだろうなぁ・・・と思う帯を、それでも買ってしまったので気を引き締めて帰りたいのですが、ここ9号館で折り返して反対側通路にまだまだ気になるお店は残っています。
行きに気になっていた、ひげ紬の帯のあった店内全品880円(税込み)均一の「ムイル」さんへ帰りも寄ってみました。
行きは他に人がいなかったのですが、小一時間で大賑わいとなっていました。
そこで、かわいい着物姿の若い娘さん3人組が、これはどうかな~と選んでいる着物が片っ端からかわいくて!!
見る気のなかった着物についつい目が行ってしまいます。
どうしてもサイズの合う着物を着がちになるので、最近は袷の着物はもういらないなぁ、と。
単衣や木綿や浴衣は欲しいなぁと思うのですが・・・。
しかし、行きにもチラッと気になっていた着物を娘さんたちが手放した瞬間に!手にしてしまいました・・・。
紗綾形地模様に、パッと見更紗っぽく植物が染められた袷です。
茶よりのオレンジ系の色です。
少し落ち着いた色ですが、紗綾形の織がキラキラ反射して綺麗です。
なにより、裄があるのです!!
私、裄は67.5㎝なので、リサイクル着物では65㎝あればよいかなと言うところなのですが、こちらは66~66.5㎝ぐらいあります。
裄があると、着心地がよいのでこれは着るな!
この色や柄行は、娘達にも着せれるな~と買っちゃいました。
仕付け糸はないのですが、汚れや使用感のない美品です。
サイズ感的にも、まだ新しいものなんじゃないかなと思います。
手持ちの帯でも合わせられるのですが、更紗っぽい雰囲気なのでなんとなく極楽鳥や、花喰い鳥なんかの帯がないかと探してみると・・・。
こんな眼光鋭い!鳥さんの帯がありました。
一瞬お太鼓にアクがあるのかな?と思ったのですが、こんなニュアンスくすみカラーに染めたものでした。
汚れも着用感もない美品です。
この着物にのせてみてびっくり!着物の花がくすみカラーなので、良く似合います!!
何の鳥でしょうか、花も不思議な感じで、ハイビスカスの花柱のようなものも見え、全体に南国風です・・・。
ん?南国風?
あれ?あたしこんな鳥さんや花を見たことあるぞ・・・
まさかの落款がありました。
山岡古都ですね!!
以前に帯締めを購入したときに紹介したことがありますが、首里琉染の創業者で墨染天目織の着物が知られている染色作家さんです。
シンエイさんで染め帯を購入したときに、いろいろな作風を検索して、眼光鋭い鳥さんいいなぁと思ったことがありました!
全く違う構図や絵付けですが、雰囲気が同じでした💦
こちらのお店は、行きにも見ていたので、
「いや~難しそうな帯をかっちゃったんですよ~」
とか雑談をしておりまして、ほらこんな帯で~とのせてみたら
「めっちゃ、いいじゃないですか!!」と
あら?!ほんと!こっちの方がパリッとする感じと言うか、お嬢さん感がでました。
この帯はのっけるまで、この着物には合うとは思っていませんでした。
一応、ウチにはこのアラベスク帯に合う着物はあるのです。
ですので買ってきたのですが・・・
私の一軍の着物、江戸小紋。
炭黒の色無地。
似合うのですが、なんだかドレッシーすぎて、着るかな??というコーディネートだったので、カジュアルなコーディネートが見つかって、急にこの帯の出番が楽しみになってきました。
山岡古都の染め帯は結城の縦絣(だと思っている)この着物と合わせても着てみたい。
この着物は身幅が各1cmずつ大きいので、許容範囲とは言え着付けがめんどうなので着る機会が減っていましたが、最近はなんせ8キロも太りましたので、以前に着た時よりも着やすくなっているかもしれない(笑)
小紋も、山岡古都の染め帯も880円(税込み)です。
もう一店舗、どこの店舗でも噂を聞いた、店内全品770円(税込み)「きものなかむら プチプチ」さんは覗かずには帰れない💦
いろいろ個性的なものもありましたが、小紋も、綺麗な帯も買ったので、ここでは渋い花兎文の帯を購入。
先日、やはりシンエイさんで花兎文の帯を買ったときにいろいろと検索したので、今はやっぱり気になっちゃいます。
あら?ちょうどウサギちゃんの向きが逆ですね。
もうこれは、何にでも締めたいものに締めればいいので・・・渋いですが好きです。
織傷を一箇所見つけましたが、使用感のない美品です。
770円(税込)ですよ・・・。
うん、仕方ない。
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