瀧野川八幡神社の最寄り駅は西巣鴨でした。
西巣鴨……巣鴨?
巣鴨といえば「おばあちゃんの原宿」「とげぬき地蔵尊」ですよね。
地図を見ると「とげぬき地蔵尊」まで歩ける距離だったので、寄ってみることにしました。
裏口から入った感じなので、ここまで実は逆再生なのですが…。
一般には「とげぬき地蔵尊」と呼ばれていますが、正しくは高岩寺で、御本尊は延命地蔵菩薩でした。
秘仏のため直接拝観はできませんが、古くから病気平癒のご利益で親しまれてきたお地蔵さまですね。
江戸時代、武家の女中が誤って針を飲み込むという事件がありました。
そこで地蔵尊の御影を飲み込んだところ、紙に針が刺さって無事に吐き出せたと伝わっています。
この“トゲが抜けた”話から、病気や心の痛みまで抜いてくれる存在として
「とげぬき地蔵」と呼ばれるようになったそうです。
| 洗い観音(聖観世音菩薩) |
江戸時代の大きなお火事で最愛の妻を亡くしたある男性が、
妻の供養と、二度とこのような大火事が起きないようにという「防火の願い」を込めて寄進したのが始まりでした。
それがいつしか、参拝に訪れた人たちの間で
「お水をかけて、自分の治したい場所をタワシでこすると良くなる」
という民間信仰として定着し、今の「洗い観音」と呼ばれるようになったそうです。
初代の観音さまは顔や身体が少しずつすり減ってしまいました。
そのため、1992年に新しく二代目の観音さまが迎えられたのをきっかけに、
現在は「タオルや布で優しく拭く」というルールに変わっています。
気になるところが多すぎて、
結局頭から足まで全部拭くことになりました。
| 御影(おみかげ) |
お地蔵様の絵の描かれた小さなお札が数枚入っています。
痛む場所に貼ったり、紙に針が刺さって無事に吐き出せた逸話から、今も水と一緒に飲んだりするそうです。
ん?
横に映ってる棒は?って?
こちらは耳かきです。
| 原田の耳かき |
境内には、洗い観音と並んで“見逃せない名物”がもう一つありました。
昭和20年代から続く手作り耳かきの専門店「原田の耳かき」です。
テレビでもよく紹介されているお店だそうです。
耳の穴をちらっと見て、その人に合うカーブをその場で削ってくれるとのことで、
せっかくなので、つくってもらったのですが…
材質によって値段がだいぶ違っているのですが、今回は悩んだ末、いちばん“しなって柔らかい”と聞いたのでスス竹を購入しました。
お値段 2,980円です!!
2,980円の耳かきのカーブです。
たしかに、繊細な細さの割に竹のしなりが絶妙で、当たりがやさしく感じられました。
家族でも使えるように、反対側は少し細目にしてもらいました。
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| 高岩寺の御朱印 |
ちょっと寄り道のつもりだったのに、
洗い観音を拭き、御影を買い足し、気づけば耳かきまで作ってもらっていました。
巣鴨、侮れません。



