2026年10月23日

好きな作品だらけでたまらない!『LaLa』50周年原画展へ



出張から帰ってきたら、広告を見かけて以前から楽しみにしていた
「創刊50周年記念LaLa原画展 ~魅惑のクリエイション~」に行ってきました。




少女漫画好きなら一度は読んだことがある名作を数多く生み出してきた『LaLa』。
そんなLaLaの50周年を記念して開催された今回の原画展は、歴代の人気作品から現在連載中の作品まで、総勢76名の作家による200点以上の貴重な原画が集結するという夢のようなイベントです。

実は今回、20代の妹娘も誘ってみたのですが、「LaLa知らんし~」と最初はいまひとつ乗り気ではありませんでした。

でもよく考えてみると、『夏目友人帳』はしっかり読んでいるし、グッズだって結構買っているんですよね。
さらに本棚には、ほかにも見覚えのある作品がちらほら。
どうやら“LaLa作品”だと認識していなかっただけのようです。😝

ということで、娘と一緒にLaLa原画展へ。




会場の入り口には、歴代『LaLa』の表紙がずらり。
50年分ともなると圧巻で、全部を1枚の写真に収めるのは無理でした。

実は私は単行本派だったので、「この号を買っていた!」という表紙はなかったのですが、長年漫画好きとして過ごしてきた中で見覚えのある表紙がたくさんあります!!

真ん中の花輪の中に飾られていたのは記念すべき創刊号。



山岸凉子氏「花の精たち」




背面にはパネルも並んでいました。







このエントランスから進めません・・・。

お気に入りのものをここにUPしようとすると、とんでもない数になるので、
まぁ雰囲気だけを…。


会場では、往年の作家陣の原画は残念ながら撮影不可。

・・・と言うことは、私の大好きな成田美名子先生をはじめ、清水玲子先生、樹なつみ先生、山岸凉子先生、木原敏江先生といったレジェンドたちの原画はここでは紹介ができません。

その分私は、しっかり目に焼き付けてきました。



 『夏目友人帳』の緑川ゆき先生です。

私は最近になって読み始めたところです。



いまや大人気のニャンコ先生ですが、実は連載前、担当編集者さんは
「もっと普通の可愛い猫キャラにアドバイスした方がいいかな…?」と迷ったそうです。
でも「緑川先生のセンスを信じよう」と口出しを我慢したのだとか。
のちに編集者さんが「本当に!!口出ししなくて良かった!」と振り返るエピソードが、ボードに書かれていて印象に残りました。









ネームと完成原稿を並べた展示もありました。

「このネームから、この原稿になるんや…」
作家さんの頭の中にあったイメージが、作品として立ち上がっていく過程を見ることができて、こういった展示は思わず見入ってしまいます。




弓きいろ先生 『図書館戦争 LOVE&WAR』:原作・有川浩











あきづき空太先生『赤髪の白雪姫』


実は、2023年に「ハリーポッタースタジオツアー」に行った際に
池袋の駅の広告を見て、『赤髪の白雪姫』原画展に見てきたことがあるんです。

※オープン当初の「ハリーポッタースタジオツアー」に行った話は⇒こちら




今回のメインビジュアルはこちらでしょうか・・・。




ふじつか雪先生の『トナリはなにを食う人ぞ』




石原ケイコ先生の『偽りのフレイヤ』




他にも『っポイ!』『狼陛下の花嫁』『天堂家物語』『桜蘭高校ホスト部』など、気になる原画がありすぎて全然前に進めませんでした……!




編集だって、ときめいている!
「忘れられないときめきシーン」

とういうボードがありました。







ああ、倣立人!!そりゃこのシーンがNO!よね~ とか、
『CIPHER』の「会いたかった」はたまらない感動のシーンよね、とか

『赤髪の白雪姫』は私は、ミツヒデが罠にはめられて身柄を拘束される緊迫した場面、
ゼンの『俺の宝だ すぐに返して貰うぞ』のシーンの方がダントツだなぁとか思って見ていました。



付録でしょうか…。
グッズの展示もありました。





最期に、こんなボードがあって…





めくってみると、こんな感じに名シーンです。

セリフがより引き立ちますね!!







購入品は控えめです。



複製原画ではないんですよね…。
厚紙のイラストボードの、「会いたかった」のシーンです。

このシーンは、昨年池袋の「成田美名子原画展」に遠征して原画を⇩見てきたんです!


「成田美名子原画展」の話は⇒こちら






LaLa50周年の入場特典、4枚集まりました!

実は、50周年記念の「Anniversary Book」赤・白・青をコンプリートしたくて、「LaLa 9月号」「LaLa 10月号」「LaLa DX 9月号」の3冊を購入していたんです!



雑誌の引き換え券は3冊分あったものの、「1人1回につき1枚まで」しか使用できなかったので、残念ながら1枚は引き換えられずでした。

全5種なので、あと1枚でコンプリートかも…だったのですが…。


LaLa50周年の興奮が冷めないうちに、もう一つ大注目のニュースが…!

萩尾望都先生、山岸凉子先生、大和和紀先生のレジェンド3人による
「少女漫画・インフィニティ 三人展」が、東京・六本木の国立新美術館で開催されるんです。
国立の美術館で!ですよ!

ちょうど東京出張のタイミングで行けないか…いま悩み中です。
もし行けたら、またレポートしますね!

2026年10月18日

子猫騒動のその後 こちらの黒猫は艶々


「しゃのわ~るぅ?呼んだかにゃ?」


さて、東京で「スタンランの黒猫」を見ても・・・見なくても、思い出してしまうのが「トリモチの黒猫」。

7月に緊急保護した、体じゅうベッタベタながら必死に生き抜いていた、
生後1か月の小さな黒猫です

妹娘の同級生が里親になってくれて滋賀へ旅立ってから数か月。

気になっていた方もいらっしゃったかもしれません。

何の話?って方は⇩こちらから

子猫騒動のはじまり 車のタイヤに子猫が!?

子猫騒動のゆくえ やんちゃ全開の子はどうなる?






すっかり家猫になった、キャビアちゃんです。

私たちは折に触れて近況報告をもらっていたのですが、
この度、画像掲載の許可をいただきましたので、あれから約2か月後の姿をご紹介します。

⇩あれから




⇩2か月後




この安心しきった爆睡ぶり、無防備にもほどがあります。
確かに、保護してすぐに大物な気はしていましたが…。

あのトリモチのついていた毛は早々に抜け落ちたそうで、今はすっかりきれいな毛並みの黒猫です。

里親さんいわく「どこにでもついてまわってめっちゃかわいい」とのこと。




キトンブルーだった目の色も、やっぱり黄色になりましたね。
黒猫らしい金色のまなざしで、美しい…って、寝とるんか~い!


もう、「チビくろ子猫ちゃん」の頃の面影はなく、すっかり黒猫らしい姿になりました。
この姿を見られたのが、本当にうれしいです。

2026年10月17日

東京出張行くとこうなる記⑧ “カフェに集う芸術家”展 黒猫から4匹の猫へ

ラモン・カザス《マドレーヌ》


今回の“カフェに集う芸術家”展の看板にもなっている、ひと目で引き寄せられる一枚ですよね。
やはり、赤い服の強さと、この物憂げな表情が印象的です。


カフェで1人お酒を飲み、タバコをふかす女性。
この要素は、当時は女性の「自立」であると同時に「社会的な孤立・不安」を象徴していたという点が深いところです。

カフェを舞台にした印象的な女性像といえば、
アンニュイな雰囲気ドガの《カフェにて(アプサントを飲む人)》や、
同じような鏡が背景のマネの《フォリー=ベルジェールのバー》の思い浮かべますが、《マドレーヌ》はまさにそのマネ作品へのオマージュとのことで、そう言う流れがあるのかぁと思いました。

大塚国際美術館の
上《カフェにて(アプサントを飲む人)》
下《フォリー=ベルジェールのバー》


この絵を描いたラモン・カザスは、パリの〈シャ・ノワール〉(黒猫)に強く心を揺さぶられ、故郷バルセロナに〈クアトラ・ガッツ〉(4匹の猫)というカフェを開きます。


前の記事で紹介した黒猫のポスターの〈シャ・ノワール〉は、19世紀末モンマルトルの伝説的キャバレーです。

パリの「夜の世界」を象徴し、芸術家たちの熱が渦巻く発信地でした。







この店のすごいところは、自分たちで同名の週刊誌『シャ・ノワール』を発行し、店に集う芸術家の詩やイラストを次々と世に送り出していたこと。

ただのたまり場ではなく、メディアを持つことで、カフェの熱気や最先端の芸術を遠く離れた国まで届ける仕組みを作っていたのですね。

こうして、パリの夜に生まれた新しい芸術は、またたく間にヨーロッパ中へと広がっていきました。


この“カフェが文化を発信する”という仕組みに衝撃を受けたのが、ラモン・カザスでした。
彼は〈シャ・ノワール〉で見た世界を自分の街にも根づかせたいと考え、
バルセロナに〈クアトラ・ガッツ〉(4匹の猫)を立ち上げます。


そして、この新しい拠点に通い詰めていたのが、10代後半の若きピカソです。

彼はロートレックやカザスが描く“都会の孤独”に触れ、その視点を強く意識するようになります。
これが、後の“青の時代”へ向かう感性の土台になりました。

印象派が生み出した新しい視点が、ロートレックやカザスへと広がり、やがてピカソという天才の覚醒にまで結びついていく・・・そんな大きな物語の展示

・・・であったことには帰宅して図録を読んでから気が付きました。


現地では、へえ~すご~い、ピカソでてきた~。
ぐらいの感想でした。


パブロ・ピカソ 《座る若い男》


パブロ・ピカソ 《貧しき食事》


パブロ・ピカソ 《カンカン》


パブロ・ピカソ 《酒場の二人の女》


《通りの光景》の展示もありましたが撮影不可でした。



アメデオ・モディリアーニ
《青いブラウスの婦人像》

たしか・・・前々記事で書いた、「ひろしま美術館、今空っぽなんじゃないか」とつぶやいていた人が立ち止まっていたのは、この絵の前でした


最後の最後に風景画が並んだ素敵なエリアがありました。


モーリス・ユトリロ
《ムーラン・ド・ラ・ガレット》

モーリス・ユトリロ
《モンモランシーの通り》

モーリス・ユトリロ
《雪のラパン・アジル》


最近は人物にも惹かれるようになってきたのですが、
やっぱり画家が暮らした土地の風景画のほうにいちばん興味がわくんだよな、と改めて思いました。

あと、やっぱり額縁も。


グッズコーナーは品数が控えめかなと感じました。
お土産のクリアファイル数点と今回も図録を購入しました。
東京から帰るところなので本当は荷物を軽くしたかったのですが、結局いつものように図録はしっかり持ち帰ることになりました。
そのために今回はコロコロ付きで来ているので、大丈夫です。




グッズ売り場外にこんなガチャガチャがありました。
ロートレックの描いた動物や人物のリトグラフモチーフのアクリルキーホルダーです。



1回してみるつもりが止めれず、こんな感じです。


さて、今回の出張も盛りだくさんの観光が出来ました。

東京駅はすぐそこなので、ゆっくり帰り支度ができます。

先日来たばかりなのでグランスタも把握できたつもりだったのに、やっぱり途中で訳が分からなくなってしまいました。


次は12月にまた来る予定(未定)です。


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