2024年11月25日

大阪・京都・奈良でおすすめのリサイクル着物ショップ

先日京都に行った際に定休日だった「だいやす」さんですが、9年前に着付けを習い始めたばかりの頃からよく寄るお店です。

そういえばいろんなリサイクル着物屋さんがありますが、よく行くお店はだいたい決まってきたので少し書いてみたいと思います。

タイトルは”おすすめのリサイクル着物ショップ”とか書いてみましたが、おすすめと言うよりは私SUNの着物購入史のようなものです💦
とは言えいろいろ行った着物屋さんの中でも通い続けているところなので、もちろんおすすめします!!


きもの屋 (大阪 日本橋)




こちらは、大阪の日本橋にあるリサイクルの着物を扱っているお店で、一番最初にリサイクル着物を買ったお店です。

家から近いので、あの頃は・・・毎週のように通いました。
結城紬や、千總や、山岡古都の着物などに最初に触れたのもこちらです。

お店の方も詳しくて、何も知らない頃いろいろと教えてもらいました。
見よう見まねで、立ったまま着物をたたむコツを修得したのもこちらのお店でした。(笑)


何かいいものはありますか~と尋ねると、こんな珍しい茶の結城をだしてくれました。

これ!リサイクルならではのいい柔らかさになっていて、何より似合ったんです!!



お値段は8,000円代でした。
すごく素敵で悩みましたが、裄が足りず・・・あきらめました。
ぜんまい紬も買ったばかりですので・・・。

最近はリサイクル店によくある着物は見慣れてしまって、何か変わったものや、いいものの入荷はお店の方に聞く方が早いということで、混み具合にもよるかとは思いますが、まずは聞いて教えてもらってます。

手持ちの着物の縫い紋を取る相談をしようとしたら、職人さんがもうやめてしまったとのこと・・・。
最近は今まで頼めていたところにも、もうやってないとメンテナンスを断られることがでてきました・・・困った😥




このミンサーの帯も気になりましたが、ここまで手をだすと収集がつかなくなるので見送りました。

いろいろな着物や帯があるので、マメに通うと良い掘り出し物があったりします。

お仕事や舞台に使うとのことで京都から大量に買い付けに着ているような方もよく見かけます。
なぜに京都から?と思うのですが、京都より安い!とおっしゃってました。


日本橋ですので、外国人観光客も多く、買った着物をガウンのように羽織っていく姿を見かけました。
裾を引きずりながら歩く姿は、少しハラハラします・・・。






日本橋でもオタロードから1本中に入った場所にあるので行かれる際には地図は要確認です。
近くの大福屋さんと姉妹店です。
大福屋さんはもう少しお値段のするものの品揃えです。
小物などの着付けの一式もそろえたければ大福屋さんで買うことが出来ると思います。

【予算】
お値段はものによって全く違うので、一概に言えませんが、安いものでは1,000円台のものでもしつけ付きだったり充分着れるものがたくさんあります。

だいやす (京都)


そのうち、開いている画像が撮れたら差し替えますね💦

こちらは、着物初心者から通の方まで誰でも入りやすいお店だと思います。
リサイクル着物から、オリジナルの商品、お仕立てや、着付け教室もしています。

他のリサイクルショップやオークションなどで、バラバラに着物や帯を買っているとそのうち、帯が合わないとか、小物や上着がないとかいい感じに着ようとするといろいろと問題が起きてくるのですが、「だいやす」さんに行けば解決できる!ってイメージでした。

京都の人にこれで大丈夫!って言われると自信もつきます!!

帯締めや、帯揚げ、仕立て上がり道中着なども買いそろえました。

しっかりとした丹後ちりめんの帯揚げを、ちょっと染ムラがあるとかで1,000円で購入したことがあります。

楽天などネット販売もしているので、全国的に知られているようです。




【予算】
リサイクル着物から、新品仕立て上がり着物・帯などもありますので欲しいものの種類によって一概に言えませんが、逆に予算なりに買えるお店かなぁと思います。

リサイクル着物で10,000円台ぐらいから、よいお値段までピンキリですが、説明を聞くと納得価格かなぁと思います。


しまった💦楽天市場に出ているものを見てしまったので、いいなぁ欲しいなぁと思う紬を見つけてしまった💦しかも、やっぱりお安い!!

たんす屋 (大阪 なんばウォーク)

引っ越し先の店舗の画像撮ってきたらアップしますね。


たんす屋さんは、コロナ過で民事再生法適用申請後、まるやま・京彩グループになりましたが、以前は定期的に大きな催事があったので、その催事に毎回行っていました。

店舗もあちこちにあったので、一番多く立ち寄ったお店だと思います。

以前は、買取もしてくれていたので、わけも分からず買ったものをよく売りに行っていました。
(今も買取はやっているのですが以前のように店頭でなんでも商品券にしてもらえるシステムではないようです)


たんす屋さんは通りすがりに覗いていけるのがいいところで、特に着物を買う予定はないのでドアを開けてまでは入りづらくても何の気なしにチェックができます。

・・・そのおかげで、つい最近も買うつもりがなかったのに何枚か買ってしまいましたが💦

商品は基本的には洗いをかけているとのことで、リサイクルでも気持ちよく買うことが出来ます。



【予算】
まるやま・京彩グループになってからの催事に行っていないのでよくわかりませんが、いいなと思うものがあってもきりがないので、逆に最近では2万円(以内)程度のものを買うようにしています。

リサイクルきもの さくら (奈良)




夢長屋

奈良県内に何店舗かあり、近鉄奈良駅周辺だけでも、ひがしむき商店街内と、もちいどの商店街の夢長屋内に店舗があります。

最近、ひがしむき店が新装開店したとのことで、振袖やレンタルも取り扱い、店内が明るい感じになっていました。
小物なども揃っているので、着付け小物の買い足しだけでも気軽に入りやすいです。

買取もやっているとのことなので気になるのですが、買取不可の場合は持ち帰らないといけないので今まで持っていったことはないのですが、そのうち持って行ってみます。



【予算】
3,000円ぐらいから探せます。
いいなぁと思うものは5,000円~するかなぁという感じです。

船場センタービル (大阪 堺筋本町)




大阪市のほぼ中央を東西に通る幹線道路中央大通りの阪神高速高架下にある、もともと、舶来マートや繊維問屋街、専門店等が入る商業ビル、通称「せんびる」ですが、最近ではお安いリサイクル着物をおしゃれに着たい人の聖地になっているようです。




特にこちらの、9号館 地下1階 南通りにあるtresjeune (トゥレジュ)さんはYouTubeでもよく取り上げられています。
着物をルールにとらわれずおしゃれに着たい人や、カッコよく着たい人に刺さる品揃えです。



このお手々をちょこんと揃えた虎の帯は人気商品とのことで、私も気になっているのですが・・・寅年なら迷わず買うところなのですが、なかなかお迎え出来ずにいます。
昨今の物価高騰で、こちらもどんどん値上がりしていっているとのことでした💦




他にもいっぱい人気のお店があるのですが、なかでも 4号館 地下1階 北通りの きものなかむらプチプチさん。

こちらは店内の商品すべて770円(税込み)です。

見ての通り店内の商品はとても見やすく、均一のお値段だと掘り出し物を探すワクワクしかありません!!


880円均一のムイルさんや、きもの扇屋Ōgiyaさん、ゴフクヤサン・ドットコム居内商店さん、きものいちりんさんなど、人気のお店がありすぎてとても紹介できないので行かれる際には せんびる 店舗検索 で何号館の何階の南側か北側かを要確認です。


せんびるでは最近又いろいろと買ってきたので、次回紹介します。


シンエイ (楽天市場)


当ブログにて何度か開封記録などを紹介している楽天市場のリサイクル着物ショップです。

作家ものや、未使用品、探している柄などが格安で手に入ることがあるので、最新入荷情報は常にチェックしています。


=シンエイさん関係の過去の記事=

山岡古都の染め帯

シンエイさん 地紙模様着物 開封記録①

シンエイさん 兎と鹿 開封記録②



小物も多く、いつもは帯揚げは絞りの物だけだったのですが、今はいい感じの帯揚げがたくさんでていて気になっています。

それと、今はたまたま茶器や印判手が多く出ていて、蚤の市に行かなくても印判手がたくさん見れて面白いです。


楽天市場 シンエイさん

実店舗は、大阪の天満に「千kimono」というお店と、沖縄に「Pano舞」という店舗があります。

「千kimono」は、まだシンエイさんを知らなかった頃に行ったことがあるのですが、今はイベント開催時のみの営業となっています。


その他 


よく行くというわけではないですが、近くに行ったら寄ってみるお店だったり、最近買ったことのあるお店は・・・

大丸梅田店の中にある、委託販売のお店「ながもち屋」さん。

京都のアンティーク着物の「やゝ 」さん。


そして、今後もこのページには追加のお店が増えていくことでしょう・・・。


私は、アンティーク着物や帯は大好きなのですが、ほとんどサイズが合わないのと、メンテナンスが大変なのと、お洒落に着こなせる気がしないのであまり手を出していません。

なのでアンティーク着物で有名な京都の「戻橋」さんにはまだ行っていないのです。


リサイクル着物を購入される関西圏の人たちにはほとんど知ってるよ!ってお店ばかりだったかと思いますが、SUNの備忘録ブログですので一応書いてみました。


最近は、あったはずのお店がなくなっていたり、外国人観光客向けに振り切ってお店の雰囲気が変わっていたり、遠方から若い子たちがわざわざくるような人気店があったりするので着物業界にもいろいろな波がきているようです。

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