2024年9月20日

インエイさん 兎と鹿 開封記録②

昨日の記事で、ついでに買った着物の方がメインになってしまいましたが、
シンエイさんで先に目をつけていた帯はこちらです。


花兎文(はなうさぎもん)の帯です。
このウサギかわいい!
萌黄色のチェックの地もいい感じ!
持っている大島紬にも合いそう。


片足をチョンと上げている感じは、角倉了以が好んだ「角倉金襴」っぽいです。

花兎文様でも「角倉金襴」の特徴は
・ウサギがはっきりしている
・前足をあげている
・植物の切れ込みが深い
・文様の間隔があいている
とのこと。

角倉了以といえば・・京都の「がんこ高瀬川二条苑」の庭園だったな、ぐらいしか思い出せませんでしたが、戦国時代から江戸時代にかけての豪商で、貿易や治水に力を入れ、特に莫大な資材を投じて水運を開削し、現在の京都の発展に大きく貢献した人だそうです。
そういえば高瀬川を作ったのが角倉了以でしたね。

ちなみにこのウサギは私には「ピーターラビットのおはなし」のピーターに見えます。

下にもこっと土が見えておりますが、草や木が地面から生えているこの模様を作土文(つくりつちもん)と言うそうです。
文様っておもしろいですね。


ところでこの帯は・・・実はちょっと好みの手触りではありませんでした。
光沢の生地感か、はたまた帯芯がかなりしっかりしているからか、「ばしっ」とした感じの帯なんです。


美品ではあるのですが使用感はある帯でした。
前の持ち主の方はかなり気に入って締めていたようです。
文様的にお茶をされていたのでしょうかね。

そして・・・



あれ?合うと思っていた大島紬にそれほど合わない・・・
そうでもない?
柄々してるのにちょっと地味すぎる感じがするのです。



吉野格子の単衣には良い感じです。
しばらくはこのセットコーデになるかしら・・・


もう一本、鹿の帯を見つけたので購入しました。



こっちは未使用かな?って感じです。
きれいな色だと思ったのですが、この色難しい😣
すごい老けカラーかも💦



白っぽい着物の方が似合うかもと思いましたが、手持ちで明るめの紬はこれしかありません。
う~~~ん、もうわかりません😣
もっと意外な着物に似合う気もします。

ま、鹿とモミジは可愛いのよね。

こちらは両方とも1,065円でした。

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