2025年11月4日

世界横丁で万博の余韻を 万博㊼

万博閉幕の翌週末、10/17・18に靭公園で開催されていた、「世界横丁」へ行ってきました。
いわゆるアフター万博のイベントのひとつです。

きっかけは前日に目にした「万博蚤の市」のニュース。なんと、万博のパビリオンやスタッフからの寄付品が抽選によって無料でもらえるというのです!
イエメンのブースでは、あの美しいアクセサリーがなんと半額で販売されているとのこと!!
これは行くしかない…と、娘と一緒に朝から靭公園へ。

「世界横丁」は、万博期間中に人気だったコモンズ等の各ブースが再集結したイベント。
靭公園の緑の中に、世界各国の文化や雑貨、食べ物がぎゅっと詰まった屋台村のような空間が広がっていて、まるで万博の熱気がそのまま戻ってきたかのよう。




公園に近づくと、大きなキリンの置物を抱えた人を何人か見かけました。
“キリン”が購入できて大満足!といった表情です。
万博で買いそびれたなぁ…と思っていたのかもしれませんね。



入り口には長蛇の列ができていて、これが「万博蚤の市」の抽選会か!と思って並んでみたのですが、実はパビリオンのスタンプが押せる待ち列とのことでした!
関西パビリオン(だったかな?)のスタンプを押すことができるんですよ~と教えてもらいました。


話題のイエメンのブースは、なんと万博のコモンズでのブースをしのぐほどの人だかり!
万博期間中に目をつけていた人たちや、噂を聞いた人達がここぞとばかりに駆けつけたのかもしれません。







皆さん、じっくり品物選びに時間をかけていて、なかなかブースの中に入り込めません。







各国、こんな感じで地面に品を置いていたりと、まるで世界版のフリマのようです。

英語だけがなんとなく通じるブースもあれば、
「日本語上手になったぁ?半年いたからぁ」と話してくれる出店者さんもいて、思わずほっこり。
うんうん、ほんとに上手です!




食べ物のブースは…いったい何分待ちだったのでしょうか。
最後尾がどこか分からないほどの長蛇の列です。


特に人気のブースでは、「お並びいただけません!」と案内があったり、ここでもまさかの“待ち列の再開待ち”。
まるで万博本番さながらの混雑ぶりでした。



こちらは、世界横丁の羊羹です。
世界のパビリオンをイメージして大阪の職人がつくった、「スペインかん」「アラビアかん」「イタリアかん」などがありましたが、もうほとんどが売り切れて、この時点で「2025かん」のみ数個ありました。


さて、「万博蚤の市」の抽選ですが、公園のあちらこちらにQRコードを持ったスタッフさんが立っていて、そこから読み込んで応募するスタイル。
時間枠は細かく分かれていて、応募は一人一回のみとのこと。タイミングによっては応募者が少ない時間帯もあるかも…と少し悩みましたが、さっさと申込いたしまして。

結果は……外れました!残念!


イエメンのブースへ寄って帰ります。




あいかわらずの人だかりですが、なんとか潜り込んで、良さそうなものを発見。
そう、イエメンといえば…の値段交渉タイムです。

まわりの雰囲気をみると、ブレスレットは「5,000円」とのこと。
あれ?万博でも5,000円じゃなかったかしら?

あのときは、3,000円に値下げしてもらっている場面を見かけたのですが・・・。

「それは3,000円」と言っているのも聞こえてきて、どうやら品物によって値段が違うのかも入れません。

イエメンの狐ちゃんのような銀製品が見当たらなかったので、思い切って尋ねてみることに。

ただ、イエメンブースは英語オンリーなんですよねぇ~。
とっさに“純銀=スターリングシルバー”が出てこなくて、

"Do you have silver nine twenty-five?"と聞いているつもりで
「ドウーユーハブ シルバー きゅうにぃご?」と聞いていました…💦

通じましたよ <(`^´)>✨


残念ながら、スターリングシルバーは“売り切れ”でした。


イエメンの狐ちゃんの記事は⇒こちら


今回購入したのはこちらのブレスレット。




半額だと思っていたので、かなり強気の値段交渉からスタート。
結果、2本で11,000円と言われたところを、6,000円に値下げしてもらいました。

1本5,000円と言っていたのに、2本で11,000円という時点で、
あちらも「交渉ありき」なのを含んでいて、なんとも面白い。

(ちなみにこのベゼル×サークルリンクのブレスレットは、この1本しか見当たらず、ちょっと掘り出しものっぽい雰囲気。
他のものよりもセッティングが多くて、細工も凝っていたので、もしかすると少し高めの設定だったのかもしれませんが…)







留め具もこんなにサイズ調節ができて、これなら華奢な娘と共用で使うことが出来ます。

ピンクゴールドのものは、ちょうど、「万博会場ではアクセサリーはそれほど興味はなかったけど、やっぱり買っておけば良かったかなぁ~」と思っていたとの、娘のものです。


イエメン製の安価なブレスレットは、正直どんなつくりなのか分からず少し不安もありましたが、数回使ってみてびっくり。
かなりしっかりしていて、*ワロフ*キー社製のものと同じような感じで、きらっきら綺麗です。

光の当たり方できらきらと輝く感じは、画像ではなかなか写らないのが残念ですが、これはお値段以上の満足感です。




あぁ、万博、楽しかったなぁ。



今回の会場となった靭公園といえば、薔薇園があることで知られていますが、実は大塩平八郎の終焉の地でもあるのだとか。




園内の薔薇園では、秋薔薇がちらほらと咲いていましたが、見頃は過ぎていました。

2025年10月31日

阪急英国展2025 湖水地方の旅

阪急梅田で開催されていた、英国展へ行ってきました。
前半・後半でテーマが変わるのですが
今回行った、前半は「カントリーサイド〜ここにしかない暮らし〜」です。

英国の田舎町や湖水地方をイメージした空間演出とのことです。



毎回、散財してしまうので今回は見送るつもりだったのですが、
梅田に出かけたついでに、やっぱり足が向いてしまいました。

今回は、混雑していたスコーン&紅茶エリアはあえて避けました。
英国の手仕事やクラフト、アンティークの世界のみの散策です。






さっそく、「メリーソート社」のかわいすぎるテディベアたちがお迎えです。










お目当ての「ピーターラビット」のコーナーです。
湖水地方と言えばですよね。

かわいいグッズがたくさんありました。
このサンビーのデート印は「文具女子博」でもいつも悩んでいるんですよね・・・。
少しお値段が高めなので気軽には購入できないのです。





こういったシンブルにいつも目がいってしまいます。
ロイヤルクラウンダービーのシンブルが4,000円台でした。
いくつか欲しいと思っているものがあるのですが・・・。






空堀商店街近辺にある「Torrington Tea Roomへ行ってみました」の記事で紹介していた、バーレイ社の食器です。
バーレイ社の陶器は、銅版転写による繊細な模様が美しく、棚ごと並べたくなりますね・・・。
英国のティータイムが始まりそうです。

Torrington Tea Roomでは見かけなかった、この猫の柄、可愛すぎる!!
う~~ん、欲しい😍






こういった、ボタニカルアートも欲しいんですよね・・・。
こちらはお手頃な価格のものもありましたが、種類が多すぎて迷いだしたら決まりません。






英国展と言えば、ボビンレースの実演。
何度見ても細かな作業にも感動しますが、今回実演されていた方のボビンには一本一本に小さな飾りが付いていてとても綺麗でした。
それにしても、このボビンの数・・・、何がどうなっているのか分からないですね。




刺繍のキットもありました。
クロスステッチの要領でステッチするのですが、クロスではなくハーフステッチのみです。
それでも、毛糸ほどの太さの糸なので、というか毛糸?なので密になっていました。
ハーフステッチのみだと、はかどりそうです。








JUBILEEのニットトートバッグは、大人気コーナーのようでした。
電話で相談して家族分も購入されている方がたくさんいました。

よく見かけるバッグなのですが・・・確かにデザインがかわいかったり、変わっていたりしているかな・・・?
英国展では初めて見た気がします。
王室コーギー柄など頭にクラウンが載っていると少しお値段が高いのです。(笑)


蚤の市のようなアンティーク香り漂うショップもありました。

北浜蚤の市で見かけた猫のポットが並んでいます!!
いいなぁ、3匹とも欲しくなります!!

北浜の蚤の市の記事は⇒こちら



あ!このキャラクターは懐かしい気がする。
友達がグッズを持っていたなぁ。




10月のはじめでしたが、もうクリスマスツリー&飾りが登場していました。



「レイクス蒸留所」のウイスキー試飲コーナー(有料)がありました。



湖水地方のこんなにきれいな場所で作られているそうです。
この真ん中の建物が蒸留所だそうです。

シェリー樽の良い香りで~と、お姉さんの説明が上手で、飲んでみたくなってきました。


が、種類が多くて、普段はウイスキーは飲まないのでさっぱり分かりません。

バーテンダーさんに、普段はあまり飲まないけど~とお勧めを聞いたら
いろいろ好みを聞いてくれて、この真ん中のかわいい瓶のものを勧めてくれました。

それは、ラベル的に気になっていました!





“あまり強くない”と言ったら、こんなに薄めてくれました・・・。

・・・。

土佐っ子としては、関西での“あまり強くない”の塩梅がいまだにつかめていません。

隣の人たちが、濃い色のウイスキーを飲んでいるのを眺めながら
こんなに薄くなっても味が分かるかなぁ・・・と心配しながら試飲してみたのですが、心配は杞憂で“しゃきっとぱりっと”した味でおいしかったです!!

この「ノスタルジア」は、“終わりのない気楽な夏”にインスピレーションを得てつくられたウイスキーとのこと。

オロロソシェリー樽由来のコクと、バーボン樽のバニラのような甘み。
一口目からふわりと広がる洋梨の香りに、じわじわと、プラムやキャラメルのような甘さが広がった・・・かは分かりませんでした💦

“しゃきっとぱりっと”は
しゃきっと:口に含んだ瞬間、みずみずしくて爽やかな香りがすっと立ち上がる感じ。
ぱりっと:スパイスの味のエッジが立っているような印象。
…とでも読み替えていただければ。


今回の購入品はこちら



「メリーソート社」のかわいい感じより、ドイツの「シュタイフ社」風のクマちゃんの方が好みなのですが、先日ニードルパンチでチクチクしてから、この耳の大きなダッフィーのような感じがかわいく見えて、ポーチを購入しました。

ニードルパンチの記事は⇒こちら



こちらの、かわいいけどお高いぬいぐるみとお顔がそっくりです。


前から欲しいと思っていた、シュニール織りのハンカチと、
みなが買っている姿を見て急にほしくなった、JUBILEEのニットトートバッグ
斜めがけにできるよう、延長用の持ち手も購入しました。


後半のテーマは「アフタヌーンティーマーケット」だったようです。

2025年10月26日

「船場センタービル」きものなかむらプチプチさんが…!統合のご報告

先日、ミネラルマルシェに行ったついでに、久しぶりに“せんびる”こと船場センタービルにも寄ってきました。

なんと…!お気に入りだった格安ショップ「きものなかむらプチプチ」さんがなくなってる…!

ここだったはず・・・とうろうろ探しました。

同じ系列の「きものなかむらプチ」さんに統合されたそうです。




あの“プチプチ”の宝探し感が好きだったのですが、価格帯が2本立てになっていて、
掘り出し物!と思ったものが実はこれは2,200円でした、1,100円違うのか~い!とややこしい。

均一価格のわかりやすさが良かったんですが、まぁこれは致し方なしですね。


時期的にか、お子様用の着物を見ている方がいました。
アンティーク風の華やかな柄が素敵な着物を、熱心に選んでいました。




 
こちら、襦袢付きで1,100円!

パッと見、何の意匠かわからなくて、宇宙船か?(笑)と思ったり思わなかったりしたのですが、
こうして改めて見ると、糸巻の意匠ですね。



こんな小さな袴もありました。




最近は小学校の卒業式に袴を着るのが流行っているそうで、
式典には青系も映えそうですね。



今回気になった帯はこちら。


やっぱり、綴れっぽい帯です。
こう言う柄が好きなんですよね~。
わりと、何にでも合わせられそうです。




葉っぱ模様がキリッとしたかっこいい帯は、色がきれいで、かなり迷いました。
でもこの後にミネラルマルシェだったので、手ぶらで行きたくて今回は見送り。


時間がなく、今回はほんの少ししか回れなかったため、取れ高は控えめなのですが、
“せんびる”関連の記事は比較的閲覧数が多いので、
お気に入りだった「きものなかむらプチプチ」さんがなくなっていた件、
取り急ぎご報告しておきます。

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