先日、アフター万博 の「世界横丁」へ立ち寄った際に、せっかくなので千日前線コースの神社仏閣をめぐってみました。
四貫島住吉神社から烏宮、海老江八坂神社、そして了徳院、花御朱印めぐりの記録です。
※「世界横丁」の記事は⇒こちら
【四貫島住吉神社】
| 四貫島住吉神社 |
四貫島住吉神社の花御朱印
しばらく花御朱印から離れていた間に、新しいタイプの花御朱印が登場していました。
全部同じ台紙だと思っていたので、思いがけず新しいタイプの御朱印の登場に、
同じ台紙でそろえるか、少し悩みましたが、花御朱印らしいきれいなデザインに惹かれてこちらのタイプを頂きました。
初穂料は1,000円です。
境内ではイベントも行われていました。
こういった期間限定の御朱印巡りをしていると、せっかく訪れたのにお留守で御朱印をいただけない・・・と言うのが一番危惧するところなので、人の気配があると、ほっとします。
出店は6、7店舗ほどでしたが、手作り品のブースだけでなく、キッチンカーや、さらにはラジオの放送ブースもあり、この規模にしては想像以上のバリエーションです。
【烏宮】
| 烏宮 |
烏宮までは、そのまま歩いて移動しました。
拝殿は船を模した珍しい形でした。
船型の拝殿は航海安全や水運にゆかりを持つ神社に見られる造りだそうです。
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| 烏宮の花御朱印 |
烏といえば「ヤタガラス」。
見えにくいですが「ヤタガラス」の朱印です。
「ヤタガラス」はサッカー日本代表のシンボルとしても知られ、烏宮ではサッカー守護のお守りが授与されていて、人気があるそうです。
【海老江八坂神社】
| 海老江八坂神社 |
訪れた時は秋祭りの準備の真っ最中でした。
人がいないのも心配ですが、
今度は境内が慌ただしく動いていて、忙しいタイミングで御朱印をお願いできるかどうか少し気になりました。
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| 海老江八坂神社の花御朱印 |
無事いただけました。
こちらの御朱印には、花は花でも「のだふじ」の印が押されていて、地域の象徴を感じさせてくれました。
初穂料は700円でした。
【如意山 了徳院】
| 如意山 了徳院 |
了徳院は少し離れたところにありました。
周辺にはそれっぽい雰囲気のお寺が点在していて、あれかな?それかな?と気をそそられつつも、ちゃんと辿り着きました。
提灯が大根の紋です。
大根マークどこかでも見たことあるなぁ…。
ご本尊はご本尊は、漁師によって引き上げられた十一面観世音(大聖歓喜天)と伝えられていて、浦江聖天の名で親しまれているそうです。
聖天様が喜ぶお供え物と言えば大根!
こちらでも毎日大根がお供えされているそうです。
生駒山の宝山寺にも聖天さんが祀られていて、そこで大根と巾着を見たことがありました!
大根があったら「聖天」さん!覚えました!
どこか異国風の雰囲気です。
都会の街の中ですが、この境内は別世界ですね。
境内には立派な藤棚がありました。
獅子と藤の構図は春になったら、厄を払うような力強さと、幻想的な華やかさが重なるだろうなぁと思いました。
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| 了徳院の花御朱印 |
大根と、杜若と藤の印です。
御朱印料は600円でした。
境内には、弁財天も祀られていたので、こちらに杜若が咲くのでしょうか。
「語るも杜若旅のひとつかな」芭蕉の句ですが、
気付きませんでしたが、たぶん句碑があったのでしょうね。
あ、やはり、ありました。
御朱印を通じて、神社やお寺だけでなく地域の文化や背景に触れられるのも素敵なところですね。
ちなみに「のだふじ」は植物学者・牧野富太郎博士が命名した藤で、
千日前線、野田阪神駅前には「のだふじ」の藤棚と、その説明書きがあります。
ふるさとの有名人である牧野富太郎のことでしたので、特に「のだふじ」のことは記憶していました。
帰りに駅前にてその説明書きの写真を撮ってみようと思ったのですが、自転車が並んでいて近づくことが出来ませんでした。残念。
GWに高知の牧野公園をめぐった記事は⇒こちら
野田阪神駅周辺には昔ながらの雰囲気のおいしい食べ物屋さんもたくさんあります。
久しぶりの寺社仏閣巡りですが、いろいろな発見があり、やはり楽しかったです。



