2025年11月25日

千日前線・谷町線 東高津宮から竹林寺へ 花御朱印⑧

 今回の花御朱印巡りは、千日前線・谷町線沿いの寺社を歩いて回った記録です。

何度か訪れたことのある馴染みの地域でもあり、懐かしさと新たな発見があった一日でした。


【東高津宮】

東高津宮




東高津宮からスタート。
こちらはお留守でしたが、御朱印は“書置き”を取り賽銭箱へ納める形でした。

Instagramなどでは3回目でやっと頂くことが出来た!などと書かれている方も見かけました。
書置きの御朱印も全てでてしまうといったこともあったようですが、
今回は朝イチでしたので無事に頂くことが出来ました。


東高津宮の花御朱印


花御朱印の授与料は500円だったと思います。





境内には「願い楠」があり、楠の幹に願いを込めて触れると叶うと伝えられているそうです。


【高津三報恩院】


高津三報恩院

東高津宮から歩いて十数分、高津三報恩院へ。
ここには水かけ不動があり、前面と背面の両方に水をかけられるようになっているのが珍しく、「あれ?こっちも、あれ?」となりました。






報恩院の花御朱印

花御朱印らしく季節の花を押しているそうです。
この花の名前を聞いたはずなのに忘れてしまいました。
もちろん秋の花だそうですが何の花に見えますか?

花御朱印の授与料は700円でした。


【藤次寺】





藤次寺ではかわいらしいお地蔵さんに迎えられました。

このお寺の前は幾度となく通っているのですが、今までお参りする機会はありませんでした。
お寺は神社と違って“人のお家”な感じがして、少し敷居が高く感じるんですよね。



藤次寺の花御朱印


花御朱印は共通台紙に吉祥天がプリントされていて、企画ものらしい凝った趣向。
こうした特別感があると、うれしいですね。

花御朱印の授与料は700円でした。


【宗恵院】



宗恵院の入り口には、どんと大きな石が構えていて驚きました。
残念石のような由来があるのかと想像しながらも、次の寺へ急ぎましたが、造りが独特で印象に残ります。




宗恵院の花御朱印


花御朱印の授与料は500円でした。


【青漣寺】

青漣寺




青漣寺(せいれんじ)はよく通りかかっていたこともあり、馴染み深い場所です。
とは言え、名前を見てすぐにこのお寺だと分かったわけではなく、
ここまでの道中には特にお寺が並んでいて、どれだどれだと探しながら歩いて、最後の最後にたどりついて、ここだったのか!と笑った感じでした。

あまり詳しいことは知りませんが、江戸時代の人形浄瑠璃作者で、竹本座の座元を務めた竹田出雲の墓があります。
代表作には『菅原伝授手習鑑』『義経千本桜』『仮名手本忠臣蔵』などがあるそうです。


青漣寺の花御朱印


花御朱印には紅葉が押されてあります。
青い紅葉もありますが、このあと、紅葉していくのでしょうか・・・。

花御朱印の授与料は700円でした。


【太平寺】

太平寺





こちらでも、可愛いお地蔵さんがお迎えをしてくれました。

対応してくださった方がとても気さくで、花御朱印巡りをしている人が今日は多いですよ、といろいろな情報を教えてくれました。

さくっと次のお寺への道順を教えてくれたのも助かります。


太平寺の花御朱印


花御朱印の授与料は800円でした。



【真光院】

真光院

真光院もお留守で、本堂前に書き置きの御朱印が置かれているセルフタイプでした。
御朱印の方は奥の寺務所へとの案内があるのですが、寺務所と思われる奥まで行くと今度は本堂にお参りしてくださいと書かれています。
奥まで来る前に本堂にお参りをしてきたので、???となりましたが、もう一度本堂に戻ってよく見ると、御朱印の書置きがありました。
手前の建物を本堂と勘違いして今う方もいるかもしれない雰囲気でした。


真光院の花御朱印


花御朱印の授与料は500円でした。


【愛染堂勝鬢院】

愛染堂勝鬢院



入り口に聖徳太子のとびだし坊やがあります。
聖徳太子が建立した四天王寺の「施薬院」が起源とされているそうです。




愛染堂勝鬢院(あいぜんどう しょうまんいん)は何度か訪れたことのある馴染みのお寺です。
境内の多宝塔は大阪市内最古の木造建造物で、国の重要文化財だそうです。
大阪三大夏祭りのひとつ愛染祭りで知られているお寺でもあります。

御朱印の種類がとても多く、花御朱印が目的でなければ迷ってしまうほどです。


愛染堂の花御朱印


花御朱印の授与料は800円だったと思います。





このあたりは「天王寺七坂」と呼ばれる歴史ある坂道があり、寺町の風情を残しています。
石畳や石段が残り、昔ながらの町並みや歴史を感じられる散策スポットなのですが、かなりの坂道です。
ちなみに七坂以外にもたくさん坂はあります。


この日は、この辺りから雨が降ってきました。


【清水寺(大阪)】

清水寺(大阪)

大阪にも清水寺があるのです。

景色はずいぶんと違いますが、このあたりは「夕陽丘(ゆうひがおか)」と呼ばれる地域で、
鎌倉時代の歌人 藤原家隆 が出家して「夕陽庵(せきようあん)」を構えたことに由来します。

「契りあれば 難波の里に やどりきて 波の入日を 拝みつるかな」

当時は大阪湾に沈む夕日を望む絶景の地だったのでしょうね。








京都と同じように滝もあります。
大阪にこんなところがあるんです!

山号は、京都は「音羽山」ですが、こちらは「有栖山」です。




寺務所は滝の近くから道路沿いへ移っていました。
お寺だとは気付かない雰囲気です。



清水寺(大阪)の花御朱印

花御朱印の授与料は1,000円でした。


【四天王寺】

四天王寺


四天王寺では驚きの変化。
中心伽藍内の拝観に料金が必要となり、時間も短縮されていました。

昨年の10月に蚤の市に訪れた時の記事は⇒こちら

時代の流れを感じつつ、納経所へ急ぎます。


四天王寺の花御朱印

花御朱印の授与料は1,000円でした。

【竹林院】

竹林院



本日の最後は竹林院。
四天王寺の南門(極楽門)を出てすぐのところにあります。
四天王寺の塔頭寺院のひとつで、聖徳太子の建立と伝えられているそうです。



竹林院の花御朱印

花御朱印の授与料は500円でした。


谷町線沿いの花御朱印巡りは、まだまだ続いていますが本日はここまで!

なんと11寺社回りました。
(しかも実は花御朱印以外の神社にも寄っています)

今回歩いた東高津宮から竹林院までのコースは、寺社が点在していて歩いて回れる距離なのも魅力です。



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