2025年9月25日

「ルクセンブルク館」にて万博の旅、完結 万博㊷

ついにこの日が来ました。
全42回にわたって書き続けた万博の記録も、今日で最後の一館。

締めくくりは、「ルクセンブルク館」となりました。




昨年、ひとりあたりのGDPが世界1位の国としてルクセンブルクを知ったばかりだったこともあり、万博の開幕前から「行ってみたい」と思っていたパビリオンでした。


ところが、最近は超長蛇の待ち列で、他にも行きたいパビリオンがあるなかで、なかなか思い切りが付かなかったのですが、
やはり、ここに行かないのは心残りになると思い、いざ、並びます!

たまたまタイミングよく待ち列再開されたので、比較的スムーズに列に加わることが出来ました。待ち時間は4時間~5時間とのことです。

そうは言いながら、、どこのパビリオンも実際は短めで入れるので、どうなんだろうと思っていたら、周りから「ここは4時間と言ったら本当に4時間ですよ。 私は本日はここだけです。」との話が聞こえてきました。

待ち列に並んだのが14時過ぎですので、スムーズにいって18時頃入館です。

前日もドイツ館のあとに一旦チャレンジしかけたのですが、覚悟が足りませんでした。



待ち時間中に、娘チョイスで買ってきてもらいました。
このソフトクリームはバニラ&チャイミックス。
万博で食べたものの中で一番おいしかったです…
と言ったら語弊があるか…。
これはぜひ、ミニストップとかで販売して欲しい!!と思った味でした。

約20分ごとに入れ替えがあるようで、待ち列は完全に20分ごとに進む感じです。



途中、急病人がでたとのことで一時パビリオンが停止していましたが、
16:30 リング下からパビリオン前へ移動できました。


ところで、こんなに切望しているパビリオンですが、実は前知識ゼロです。
調べておりません。
YouTubeのサムネでハンモックが~と見た気がするぐらいです。

だいぶパビリオン入り口が近づいてきました。
館内の配置説明がありました。



「ここからの待ち時間は60分です」
と書かれているのは見なかったことにしたい気分です。






しかし、ここからは、このようにルクセンブルクの説明があるのでもうパビリオン展示の一部として楽しめます。

・住民の約半数が外国籍で3つの公用語(ルクセンブルク語、フランス語、ドイツ語)があること
・世界で唯一の「大公国」(Grand Duchy)であること。
 
美術史とかみていると、○○大公の肖像画とかよく目にするのですが、ちょっと爵位とかよくわかりませんが、今もリアル大公がいるんですね。





こう言ったボードのQRコードをスマホで読み込むと、AR・3Dコンテンツが展開される仕掛けがありました。


美しいルネサンス様式の建築美がスマホ上で再現され、自由に見たいところが見られます。



ルクセンブルクの自由と独立を象徴する金色の女性像とのこと。



ワイン産地として知られるモーゼル地方も3D紹介です。



人魚姫かと思ったら、ルクセンブルク建国神話に登場する妖精「メルジーナ」とのこと。


こういった端末で詳細紹介が見られるような展示は比較的どのパビリオンにもありましたが、しっかり試そうと思うと、どこも順路に対して結構時間がタイトなのですが、20分間同じ場所にいるので、ここではゆっくりと試すことが出来ました。

そうこうしている間に、とうとうパビリオン入り口までたどり着きました。
17:40です。待ち時間は3時間半でした。





待っている間にパビリオンの建材がベニヤ板のようだなどの会話がありましたが、
板は大阪の某市で再活用、床面もコンクリではなくブロックを使っているので、ネスタリゾートで再利用され、
屋根材は眼鏡ケースなどに再利用する予定との説明がありました。
雨水までも再利用しているとのこと。


イントロはルクセンブルクのきれいな自然や文化の紹介映像でした。

次の展示がおもしろいなと思ったのですが、等身大スクリーンで現地の人々との対話体験でした。
様々な分野の人のお話を聞く感じです。

好きなスクリーンで勝手に聞いてくださいではなく、次は正面見てくださいとか会場の全員で同じ方の話を聞きます。

住民の半分が外国籍でひとりあたりのGDPが世界一なんて!どうやったらそんな豊かな国になれるんだろうと興味津々でした。







うろ覚えですが、奥様が日本人で、娘さんは5カ国語しゃべる!と話してました。

う~ん、根本的に日本とは違うようです。




話している方の雰囲気にあった展示があります。
一人当たりのGDP世界一のルクセンブルクの冷蔵庫の中ってこんな感じなんでしょうか。

豊かさの使い方が違うようです。






こちらも、自分の好きなものを選んで詳しく見ることが出来ます。
ルクセンブルクは 公共交通機関が無料だったと聞いたので、電車が気になりました。
1つの端末を交代で使う感じなので、少し出遅れてしまい、ひとつしか見ることができませんでした。







これが人気の、ハンモック体験。
空中に浮かんでルクセンブルク観光ができる感じです。


フードコーナーもありました。




その一画に、ボーリングコーナーがありましたよ。
え? セーフのゾーンせまくないですか??



一応生き残りました。




ルクセンブルク語で
こんにちは → モイエン(Moien)
さようなら → アディ(Äddi)
だそうです。



先程話していた、屋根材の再利用小物が展示されていて、予約注文ができます。





さようなら 大屋根リング




さようなら 万博

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