2025年8月19日

「パソナ館(PASONA NATUREVERSE」 万博㉓

『パソナ館(PASONA NATUREVERSE)』


パソナ館レポですが…先に少しだけお伝えしておくと、4回目を書いている今現在、すでに5回目も行っておりまして、その5回目では、すでに訪れたパビリオン を中心にもう一度まわったため、 この記事では 「4回目体験記に5回目を織り交ぜて」 書いています。😊

特に「pasona館」 は、4回目の時より5回目の方が写真も綺麗に撮れていたり、整理券が取得できたことで体験できた内容もあったので、合わせてご紹介する予定です

なお…その5回目に関しては、まさかの“電車トラブル⇒万博で野宿⇒帰宅後にコロナ感染発覚”という大事件となりました。
4回目レポのあとに改めて詳しく書きますので、よければ続きもお楽しみに…。😓


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


西ゲート近くの注目パビリオンへ

西ゲート近くには ひときわ目を引く建物があります。
巻貝のようなフォルムに、アトムが座っているのが印象的な「パソナ館(PASONA NATUREVERSE)」。
会期前から気になっていたパビリオンのひとつで、今回ようやく体験することができました。




初めてこのエリアに来たときは、想像以上の長蛇の列。
人気の高さを物語っていましたが、その日はまだ夏パスを購入するとは思っていませんでしたので、ここだけに並ぶことも出来ず断念しておりました。

今回は、待ち時間はおよそ20分ほどで、列の進み具合に合わせて随時受付が開始されるスタイル。
すぐ後ろにはベンチもあり、様子を見ながら待つことができました。
思っていたよりもスムーズに入場でき、いよいよ館内へ




🌳入り口にそびえる「生命進化の樹」






入り口で、まず「生命進化の樹」に迎えられました。
高さ10メートルを超えるその樹は、幹の内側に地層のような造形が施されていて、化石からテクノロジーまで、命の進化が立体的に表現されていました。

地下深くもあるように見えていたのが不思議です。
こんなところ、地下を掘れるわけがないので、これも演出だったと思われます。

地層には、本物から型をとったアンモナイトも隠れていました。
じっくり見だすと、気になってなかなか次へ進めない展示でしたが・・・。






すぐ横に本物のアンモナイトがたくさん展示されていて、すぐにこちらに目を奪われてしまいます。
世界最大級のアンモナイトが複数(笑)ありました。

暗い館内でもきらっきら💎✨です。
アンモナイトってこんなにきれいなものがあるのですねぇ。

※そしてこれは再来訪の際に気付いたのですが「アンモナイト」と言っていますが説明プレートは「アンモライト」と記載がありました。
アンモナイトの殻が鉱物化して、虹色に輝く宝石になったものだそうです。







ブラックジャックがアトムにIPS細胞の心臓を移植するという、クロスオーバーな映像を見てから・・・「パソナ館」の目玉展示ゾーンへ!


🧬IPS細胞から生まれた“ミニ心臓”


IPS細胞 ミニ心臓



赤い液体の中でドクドク…と拍動する物体がありました。
これがiPS細胞から作られた「ミニ心臓」です。

※再訪時の画像です 
2回目の方が上手く撮れてるかも?

赤い液体は培養液と呼ばれ、細胞が生きるために必要な栄養や環境を整える役割を担っているそうです。

心筋細胞が自律的に収縮を繰り返す様子を、ただただびっくりして眺めてきました。
まだ心臓としてのすべての機能は備わっておらず、血液を送り出すことはできないそうですが、このあと、さらに進化していく過程を、またどこかで見ることができたらいいなぁと思いました。

今回の万博でも、抽選で当たらない限り見られないかもしれないと思っていた展示でしたが、
意外にもすんなりと見ることができて、とても嬉しかったです✨



IPS細胞 心筋シート



ミニ心臓は、この心筋シートを何層にも重ねて立体化したものとのこと。

こんな未来の医療の最先端技術を目の前にして、
「ポテトチップスみたいだぁ〜」と思ったのは、たぶん私だけでしょう。

こちらの方が、動きがシンプルでわかりやすく、
心臓に貼り付けて、壊れた部分を修復・補う技術なんだということが、より鮮明にイメージできました。


※こちらのIPS細胞の展示は一度目はスタッフの方が説明をしてくれたので、上記の内容を知ることが出来ました。
しかし、2回目は説明がなかったので、何が何か理解できない方が多かった様子でした。
IPS細胞心臓が動いていることすら見えない方や、固定のために上から吊っている糸が何らかの信号を送って動かしている、ととらえているような会話がされていて・・・。
ちょっともったいないなぁ…と感じました。



🩺未来医療ゾーン

次のゾーンでは、未来の医療技術をイメージした展示がいくつかあり、まるでゲームのような体験コーナーが設けられていました。
こちらは不定期で整理券が配布されており、一回目は体験している人を「いいなぁ」と羨ましく見ていたのですが、2回目の訪問時には整理券をゲットすることが出来ました!!

(整理券ゲット方法ですが、今回は?スタッフの方がこのコーナーの説明をしてくれているのですが、それをフムフムと聞いていたら最後に、では実際に体験してくれる方~って感じでした。は~い!!って一番に手をあげましたよ😁)


カテーテル手術体験です。

こちらが2025年現在の2Dによる手術スタイル。


枝分かれした血管へカテーテルを入れて進めて行きます。
・・・行きたいのですがね、、、入ってくれません。

最期に点数が出るのですが、私は24点でした。
この日の最高得点は137点、きっと本物のお医者さんなんじゃないですかね(笑)






こちらが、2050年の3D技術を使った未来型カテーテル手術のトレーニング/シミュレーション。
患者ごとのCTデータから3D血管モデルを作成し、実際の血管の硬さや摩擦感まで再現しているとのこと。
医師が事前に“予習”できることで、手術時間やリスクを大幅に軽減できるそうです。
(こちらはひとグループ一名のみの体験のため私は見学です)

しかし、2050年ですので、もうまもなくカテーテル手術は、こうなるようですよ~。


さて21XX年です。






未来では、もはやカテーテルですらなく、小さなカプセルのようなものが自ら患部までたどり着き、悪い細胞だけをピンポイントで破壊してくれるようです。

今回の展示では、「21XX」と表示されていたこともあり、
さすがに私がこの技術を実際に体験することはないんだろうなぁ……と思いました。
でも、このような技術・・・いや、構想?を目の当たりにしてしまっただけに、
「21XX」とか言わずに、もっと早く頑張ってほしい!という気持ちがわいてきました(笑)。


✨空飛ぶ手術室と“影をつくらない光”






次のコーナーには、なんと“空飛ぶ手術室”がありました。
その中でも、スタッフの方が「これがすごいんです!」と熱く語っていたのが、術野に影をつくらない照明。
天井全体に張り巡らされた自動シューティングライトと導光板パネル照明が、360度あらゆる方向から術野を照らし、手や器具が動いても影ができないのだそう。

照明は手術の種類に応じて色や明るさを変えられ、出血部位を見やすくするために緑に、モニター確認時には青に…と、光の演出も自在。

この“空飛ぶ手術室”にはとにかく感動しました。





人の動きを真似するロボットと説明がありました。
介護や、機能回復などに利用されるのでしょうか。
見ている間は、ずっと自分の指の動きを確かめている様子で、子供みたいでかわいかったです。


🧊キューブでの映像展示








 
中央のキューブ型LEDブロックには普段は海や都市の風景が静かに流れていましたが、30〜40分に一度、「NATUREVERSEショー」があるそうです。

たまたま、タイミングよく見ることが出来ましたが、ブロックが割れるように展開し、伸びたり縮んだり、映像と音が連動して、少し不気味さもありましたが、アトムやブラック・ジャックが登場する場面もあり、未来の医療や都市の姿を案内してくれました。

入り口の対角線角がメインビューポイントだと教えてもらったので、2回目は最前列で見ることが出来ました。


実はさきほどから、展示内容のすごさに驚いて、
「パソナって何?えっ?あの人材紹介のパソナだと思っていたけど、違うの?」と思いかけていました。
でも、映像の中に淡路島の紹介があったので、やはりあの“淡路島に本社機能を移したと話題になっていた”パソナのようです……。



🌱雨とモグラと、微生物の物語






微生物の力を紹介するゾーンでは、雨が降ったあと、地下で何が起きているのかを
映像や模型で“のぞき見”するような感覚が味わえました。

目が退化したユニークな見た目のモグラはグッズもあり“推し”のようでした。

あちこちにある、“のぞき穴”を覗いてみると・・・。






ふと上を見ると、玉ねぎがありました。😁



🎁未来×和のグッズコーナー











あずま袋・てぬぐいなど、アトム×和の組み合わせのグッズが立っていました。

未来感のあるキャラクターなのに、和や、昔ながらのモチーフと組み合わせることで、、ユニークな魅力が生まれていました。

中でも驚いたのは、掛け軸。
「こんな組み合わせを作ろうと、よく思いついたなぁ」と感心してしまいました。



やはりあの“淡路島拠点のパソナだ!”と確信したのが、出口にあった、フォーチュンクッキー。

淡路島の西海岸で使える金券や、玉ねぎ引換券が当たります。




淡路島・・・。
こないだ通ってきたばかりなんだけどな・・・。



あれ?
建物、てっきりほら貝のような、クロワッサンみたいな形をした貝だと思っていたのですが・・・
アンモナイトだったんですね。

どうりで、中が広くて不思議な感じがしたわけだ。





こちらは、後日、娘ももう一度訪れた際に撮った写真。
アトム、ミャクミャク、そしてガンダムのコラボです。

日本の“思想・技術・文化”の一端を担ってきた存在、未来がかかったメンバーですね!




1回目にもらい損ねた、アトムのスタンプも押してきました。

いやぁ、「パソナ館」思いがけず2回も行くことが出来ましたが、万博らしくて非常に良かったです。


0 件のコメント:

コメントを投稿

このブログの人気記事