2025年8月10日

「インドネシア館」 「バーラト館」 「ウズベキスタン館」 万博⑳

 『インドネシア館』



インドネシア館に並ぼうとしたときのこと。
入口付近では、スタッフのお姉さんたちがノリノリで音楽に合わせて歌っていて、陽気な雰囲気!
そのうちに
「入り口は〜あちらです〜♪」
「はやくぅ、はやくぅ〜♪」
と、誘導のアナウンスまで歌に乗せていて、思わず笑顔になりました。

列に並びながら、こちらもつられて「いえい✊🎶」って楽しい気分で、
「これ、万博の中でもかなり楽しいパビリオンなのでは…?」と密かに思っていたら、
なんと数日後に某番組で、このお姉さんたちが“予約なしガールズ”として紹介されていてびっくり!
“予約なしガールズ”に会いたい、行きたいってコメントされていて、
あの陽気さとサービス精神が、テレビ越しでもちゃんと伝わっていたのがなんとなく嬉しかったです。



まずは、壁一面に並ぶ個性豊かな「お面」

今度は陽気なお兄さんがインドネシア語を教えてくれます。
「いえい✊🎶」覚えたぞ!
って気分になっていましたが、まぁ想像通り忘れてしまいました。
Terima kasih!(トゥリマ・カシ)ありがとう
って言ってたような気がするのですが・・・。

入り口で教える言葉としてはちょっと違和感がありますかね。








中も、陽気でした!!

“うつぼかずら”がありました。




中が気になりますよね・・・。
覗いてみましたが、ちょっと分かりづらいですよね。





2階は先程のジャングルを上から眺めながら、一転、本物の武器の展示です。






ぐるり~っと並んでいます。
これは見応えがありました。




未来都市のジオラマが展示されていました。
よくは分からないのですが、大きいのでこの空間の感じだけでも楽しいです。





一番気に入ったのはこちらです。




ソンケット織り(金糸や銀糸を使った豪華な織物)




クロバク織り(幾何学模様や自然モチーフが特徴)





ソビ織り(沖縄の花織に似ているが、裏に糸が渡らない独特の技法)


インドネシアの織物です。
たくさん展示されてあって、興味が尽きません。



このあと、インドネシア館の最後に上映される映像は、紙の人形劇(ワヤン・クリ)を行う日の神聖な雰囲気を描いたものでした。

その空気感は、まるで日本で神事や祭礼が行われる日の、楽しみだけれども少し緊張した雰囲気に通じるものがありました。







階段横に、紙人形が展示されていました。

グッズコーナーも私の好きなものの雰囲気です。






織物も販売されていました。



販売価格は、20,000円~40,000円ぐらいでした。
いいなぁ👀と悩みますが、ここはいったんスルーします。

この空間はカフェになっており、皆ゆったりとくつろいでいました。
私たちは、最近は食べ物よりもパビリオン巡りを優先していますので、先へ進みます。



『インド バーラト館』



「バーラト」って書かれていたので混乱しましたが、「バーラト(Bharat)」は、インドのもうひとつの正式名称とのこと。
万博では「バーラト」で看板が出されていました。

こちらは並び列なしで入ることが出来ましたので、気軽に寄ってみました。





入り口は蓮をイメージする幻想的な空間です。





月面探査機チャンドラヤーン3号の模型展示がありました。
チャンドラヤーン、名前は知らなかったけど、なんか既視感はある・・・。





インドは世界有数の鉄鉱石産出国とのこと。
ハリネズミにしか見えない石や、すごく黄色い石があります。

石を見ていると楽しいので、この展示も興味がありました。
そう言えば私が好きな天然石のアクセサリーブランド、ビジュマムもインドの天然石をよく使っているようです。

その他にもグッズショップがあって、こちらでもアクセサリーなども販売していました。





こちらは展示です


出口では食事コーナーもありましたが、こちらも私たちはスルーです。




インド館の出口付近には、巨大な手のオブジェが回転しながら来場者を見送ってくれます。

昼間もフォトスポットになっていましたが、インド館は夜のライトアップも美しいようです。


ここで、初来場の主人の希望に合わせて、大屋根リングを一周することに。
前回は肌寒さを感じるくらいの気候でしたが、今回は真夏。
強い風が吹き抜けるので、日傘も帽子も思うように使えず、むしろ邪魔になります。
日差しは容赦なく、日焼けが気になります。
それでも、初めての大屋根リングは楽しかったのか、きっちり一周してきました。






リングから戻ると、ちょうど『ウズベキスタン館』の待ち列の再開がされたところでした。




直射日光が当たる中での、待ち列なのが少し大変でしたが、少し並んで中に入りました。





館内に入ると、まずスタッフの方がウズベキスタンの文化や、未来構想について説明してくれました。

四角・三角・丸の幾何学形状を融合させた建物
これは安藤忠雄氏とアトリエ・ブリュックナーによる新国立美術館だそうです。


スタッフの方からは、館内での注意事項もありました。

「展示は繊細なつくりになっておりますので、お手を触れないようお願いいたします」
──と、ここまではよくある案内。
でもその直後に続いたのが、
「写真撮影はご自由に、どんどんお撮りください。…むしろ、ぜひ撮ってください!」

という、まさかの“撮影推奨”スタンス。
「さぁ撮りなさい!」って感じだったのが、ちょっと面白くて印象に残ったのですが、実はこれには少し伏線があったのです。

※ここからはネタバレになるのでこれから行かれる方は閲覧注意です。





ウズベキスタン館のハイライトのひとつが、360度映像の没入ゾーン。
神秘的な風景や壮大な自然が、円形の空間いっぱいに広がります。
写真撮影は「ぜひ撮ってください!」とのことだったので、みんな夢中で撮影していました。

そして映像が終わると、入ってきたはずの入り口が開いたのですが、そこは見覚えのない空間。




「え、2階?」「スロープだった?」「いつの間に登ったの?」と、周囲の人たちがざわざわ。
でも、明らかに階段やスロープを上った記憶はないんです。

娘がぽつりと「スロープじゃないなら…エレベーターやん」と言った瞬間、ハッとしました。

そういえば、映像を見ている間、スピーカー部分がグルグルと回っていたのですが、
映像が終わった瞬間、床がかすかに柔らかく感じた感触があったんです。

そう、実はあの円形空間そのものが巨大な昇降式ステージだったんです。
気づかないうちに、空間ごと静かに上昇していたという仕掛け。
これは、実際に体験した人にしかわからない驚きかもしれませんが、
「いつの間にか別世界に立っていた」ような感覚がとても楽しくて、印象に残りました。

スピーカーが回転していたので、てっきり回るタイプの昇降機かと思いましたが、調べてみると床は上下昇降タイプとのこと。
撮影への集中と回転する音響が、床の上昇を自然に隠し、来場者を気づかせずに次の空間へと運ぶトリックだったのです。

まぁ、そんなことなくても気付かなかったかと思いますが・・・。(笑)








グッズ販売の食器がどれも素敵で!!
しかも、がんばれば買えそうなお値段。


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