一部のパビリオンでは、熱中症対策や運営側の都合によって待ち列が一時的に停止され、タイミングによっては並ぶことができなくなっていると聞きました。
🔥満足度で人気急上昇した某パビリオン
某パビリオンは、開催前の段階ではあまり話題になっていなかったものの、コンテンツの充実度で実際に行った人たちから口コミが広まり、一気に人気が急上昇。
気づけば「あそこには行きたいね」と噂されるほど注目される存在になっていました。
🛋️受付停止中に生まれた“曖昧な待機列”
自然発生ですので、先に待っている人の前に前に人が立ち止まります。
🚶♀️再開と同時に殺到、整理不能な列
受付が再開された途端、周りにいた人たちは一斉に入口に向かって動き出しました。
みんな「今だ!」って感じで、完全に殺到状態です。
そのあとになって案内係や警備員が「2列で並んでください」って声をかけたのですが、
いやいや、遅すぎます!!
すでに入口付近には5列分くらい人が詰めかけてて、列っていうより“かたまり”になっていました。
イメージ図 黄色ラインが点字ブロック |
📏通路確保のはずが…予想外の指示と混乱
それでも、多くの人が通路をふさがないようにと気を配り、自然と待ち列のロープ際に沿ってそれなりに整列して並んでいたのですが、警備員から突然「通路側に広がってください」と声がかかりました。
周囲は「え、今さらさがるの?」という戸惑いムード。
入り口付近はすでに人でぎっしり、誰も身動きが取れるような状況ではありませんでした。
そんな中で、「通路側にさがって下さい」という指示が出されたのですが、それも通路側からではなく、反対のロープ際にいるスタッフから発されたものでした。
本来なら、広がる先=通路側にいる案内係が誘導するべき状況なのに、動く余地のない密集エリアから「そっちに広がれ」と言われても現実的に無理がありました。
⚠️急な後退指示による転倒の危険
そのあと、「後ろに下がって!!」と強い口調で言われ、周囲の人たちが無理にでも動こうとしたことで多くの人がバランスを崩し、転びそうになる寸前でした。
そこで「押さないで!!」「押す必要がないです!」とも言われましたが、そもそも後退の指示がなければ誰も押しあってはいません。
密集はしましたがそれなりに気を配りながら列をなしています。
押しているのではなくコケかけているのです!
🙌冷静な声で回避された事故
最終的には「そんなことしたら危ない!!」と声を上げてくれた人のおかげで大事にはいたらずに済みましたが、あの場での案内体制はひどすぎました。
「動けない」ことを「動かない」ととらえたのか言い方もどんどん高圧的になる始末。
状況も把握せずに無理な指示を出し、混乱を助長するだけです。
😤さらに高圧的になる指示
今度は「点字ブロックの上には立たないで!!」との注意が飛びました。
その言い方は、周囲に冷静に伝えようという雰囲気ではなく、「なんでそんなことも出来ないんですか?」とでも言いたげなやや高圧的なトーン。
ただ、現場にいた人たちの多くは、そもそも点字ブロックがどこにあるのかを認識していません。
足元を見る余裕なんてなく、後になって判明したのは、整列のために立っていたロープ際こそが点字ブロックだったということ。
つまり、「並ぶための導線」が結果として点字ブロックの上でした。
事前に何の案内もなく、状況が整わないまま注意だけが強めに飛ぶのは、あまりにも不親切で混乱を助長する対応だったと感じました。
さらにその後、警備員からは 「こんなんでは(受付を)開けられませんよ」 「解散になりますよ」 といった高圧的な言葉が繰り返され、場の空気はますます緊張。
誰もが動けない状況なのに、それが理解されないまま感情的な指示ばかりが続く様子に、呆れるほかありませんでした。
解散したとして、このような体制では、同じことが繰り返されるばかりです。
正直、現場を預かっているとは思えないレベルです。
📝案内ひとつで防げた混乱
そもそも整理券を発行するなどの対策は取れないものかとの思いはありますが、今回の混乱の多くは、事前の案内不足によるものだったように思います。
(ただし今回のパビリオンはお向かいにベンチがあり、自然と人は溜まります。
・入り口には2列で並んで欲しいこと
・点字ブロック付近には立たないでほしいという注意
こうした基本的な情報を、前もって目につく場所に掲示したり、警備員が繰り返し呼びかけるだけでも、動線や人の流れはずいぶんとスムーズになっていたはずです。
あの場にいた誰もが、ちゃんと並びたいし、ルールを守りたい気持ちは持っていたと思います。
💬パビリオンの印象は、たったひとつの態度で変わる
周囲からはこんな声が聞こえていました。
「(自然発生の待ち列が起きる)この制度が、根本的に無理がある」
「開始1週間とかならともかく、もう何ケ月たってるちゅうねん!!(なのにこのザマはどういうことだ?)」
「暑い中でこのグダグダはかんべんしてくれ…」
それはそれなりに時間もかかりますよ。
暑い中、何度も同じ説明をしていてお疲れなのかもしれないけれど、あの態度ひとつで、「もう来ないかもな…」と正直思いました。
パビリオンの中の外国人スタッフの方々は、おもてなしの心が感じられてとても気持ちのよい対応でした。
それだけに、警備スタッフなど一部の日本人スタッフの対応から受けた印象が、全体の体験に影を落としてしまったのは残念です。
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