2025年7月23日

大塚国際美術館③ 名画のあいまに ほっとひと息

 🍛 モネの庭でランチタイム!

モネの庭のカフェ「カフェ・ド・ジヴェルニー」では、庭の景色を眺めながら楽しめるランチメニューがいくつかあります。


🥄 この日のランチメニュー

ビーナスカレー (野菜たっぷり+ホタテカツ入り サラダ・漬物付)1,500円

カツカレー(サクサクのチキンカツが乗った定番カレー サラダ・漬物付)1,500円

うずしお海鮮丼(室戸沖の鮮魚を使った丼 潮汁・サラダ・香の物付) 1,800円

メニューは一部日替わりで、季節や仕入れ状況により変更されることがあります。







モネの庭を眺めながら、こんなロケーションでランチです。

私はビーナスカレーを、家族はカツカレーをいただきました。 
お味は…どこかで食べたことのあるような・・・レトルトっぽい感じ?と思ったら
なんと、大塚って「ボンカレー」の大塚食品があるんですね! グッズショップでちゃんと販売されていて、思わず納得してしまいました。



「ボンカレー」のお味なのでもちろん食べやすくておいしかったです。
ビーナスカレーは見た目も芸術的ですよね~。



モネの庭は上の階から見たらこんな感じで、グリーンの屋根のある部分がテラス席です。
真ん中のプールみたいな空間が、《睡蓮》の連作パネルの展示です。
私たちはこの画像のちょうど真ん中あたりの位置にいるので、左右に睡蓮の庭と鳴門の海を眺めながら贅沢なランチタイムでした。


🍽️ カフェ・フィンセントでゴッホ気分のひととき




大塚国際美術館の地下3階(正面玄関横)にある「カフェ・フィンセント」は、ゴッホのファーストネームから名付けられたカフェ。

《夜のカフェテラス》をイメージしたテラス風の席や、《アルルのゴッホの部屋》を再現した一角は、 実際に中に入って写真が撮れる、ちょっとした“体験型展示”です。

《アルルのゴッホの部屋》




スイーツ「田舎のダンス」をいただきました。
『愛らしい女性の衣装や帽子、扇をイメージしたデコレーションで、
ルノワールの《田舎のダンス》を表現したフルーツケーキです。』
単品で600円でした。




ルノワールの“ダンス三部作”はこのように展示されていました。 
さて、どれが《田舎のダンス》でしょうか。

ちなみにその他の2点は、 《都会のダンス》と《ブージヴァルのダンス》。

《都会のダンス》は、横顔の女性が光沢のあるシルクのドレスで優雅に踊る静かな雰囲気。

一方《ブージヴァルのダンス》は、地面にマッチ棒やスミレの花束が落ちているなど、 パリ郊外の庶民的な空気感が描かれていて、どこか生活の匂いが漂うような作品。

そんな三部作の中で、 明るい色使いと陽気な雰囲気、そして女性がこちらをまっすぐ見つめているのが《田舎のダンス》です。

左から、《ブージヴァルのダンス》《都会のダンス》《田舎のダンス》です。



🖼️ トイレまでもアート空間!






美術館の展示室かと思いきや、そこはトイレの壁面です。
 
ふと目に留まった陶板画に、「この絵、誰の作品やろう?」と、
ここには作品名も解説もないからこそ、自分で考え、あとで調べる楽しみが生まれる。
それが、大塚国際美術館ならではの仕掛けではないでしょうか。

たとえば、モネの《サン=ラザール駅》のような風景画に出会ったときは、「えっ、この絵モネ?こんな駅の絵も描いてたの?」と驚きと発見が重なります。

そして、気に入った作品があれば、グッズショップで購入することも出来るのです。 
陶板画は水に強く、洗面所やキッチンなどの水回りにも安心して飾れるので、 
「美術館のトイレで出会った絵を、今度は自宅のトイレやキッチンに飾る」なんて楽しみ方もできてしまいます。

そんな一石?鳥のアート体験が、トイレの中にまで広がっているのです。

「次はどんな絵に出会えるだろう?」と、トイレに入るのがちょっと楽しみになる
それもまた、美術館がくれる小さな贅沢ですね。






「ひまわり」いいなぁ、(ひまわりの飾ってある個室に)入りたかったと言われました(笑)



🔍美術館の中でムーの謎解き

「ムージアムガイド」A5判8ページ


大塚国際美術館の正面玄関に掲示されたポスターにあるのは、スーパーミステリーマガジン『ムー』との初コラボ企画「ムージアムガイド」付きキーワードラリー。 
名画の裏に潜む神秘を“ムー的視点”で読み解きながら、館内に設置されたパネルからキーワードを集め、ひとつの言葉を導き出すラリー形式の企画です。

このラリーのスタート地点は地下3階インフォメーションです。
目の前には迫力ある《システィーナ礼拝堂》が広がっていて、つい足早に展示へ向かってしまいがちですが、
普段とは違う目線で“もう一つの絵画鑑賞”が楽しめる企画、歩きながら何か楽しそうなことをしている人たちを見かけると、つい自分も参加してみたくなりますので、興味ある方はインフォメーションにお忘れなくお立ち寄りください。

配布場所:地下3階正面玄関インフォメーション

配布数:各日200部(非売品)

特典:正解者先着100名にオリジナルステッカーをプレゼント



「ムージアムガイド」の表紙にはシスティーナ礼拝堂の天井画をはじめ、
 「古代のモザイク画に描かれた怪獣の正体」や「サトゥルヌスと人食い巨人の伝説」など、ムー的な視点で名画に潜む謎を予感させる言葉が並んでいます。

🛸映画『E.T.』の中でも特に有名な、E.T.と少年が指先を触れ合わせるシーンは、《システィーナ礼拝堂》の天井画に描かれた《アダムの創造》を強く意識した構図だということは有名な話らしいです。

順路の終盤に大きなパネルがあり「E.T. phone home」体験ができます。




キーワードを書く欄は左から①③⑩~と、①から順に並んでいないのでご注意を。

こう言うキーワードって序盤からなんとなく想像がつきそうなものですが、今回は終盤まで謎が続きました。



🤫正解者には、先着でオリジナルステッカーのプレゼントがありました。 
私たちも、ありがたくいただきましたが…
その絵柄はもらったときのお楽しみで、内緒にしておきます。

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