西田辺をとばして、先に訪れたのは・・・
昭和町駅から15分ぐらいのところにある、安倍晴明神社です。
御朱印授与は16時までなのでかなりあせりましたが、細い路地を入って行く感じで、少しわかりにくかったです。大きな通り沿いに、阿倍王子神社があるのでまずはそちらを目指すと
このように道標がありますので、この路地へ入っていきます。
安倍晴明神社は阿倍王子神社の飛び地境内社になりますので、50mほど進んだところにあります。
大阪市阿倍野区にある、あの有名な平安時代の陰陽師・安倍晴明公を祀る神社です。
生誕の地に建てられたといわれています。
扁額に星が描かれていますね。
もう一つ鳥居があってそちらには五芒星だけの額があるらしいのですが、残念ながら気付きませんでした。
境内には、晴明の母とされる「葛の葉」の石碑画があります。
安倍晴明と言えば人間と妖狐の間に生まれたという伝説が有名ですよね。
こちらの絵はこの神社所蔵の、「葛之葉姫図」を基に作成されたそうです。
そばには七夕句碑があります。
「葛の葉」と言えば・・・
「恋しくば尋ね来て見よ 和泉なる信太の森のうらみ葛の葉」
の歌が有名ですが、その有名な子別れの歌ではないところに、通俗的ではないこの神社ならではの深みが感じられます。
晴明の出生にまつわる物語が、どこか現実と幻想のはざまにあるように思えてきます。
境内には、願いを込めて手を置く「いかりの石」や、力強くそびえる楠の大木、朱の鳥居が印象的な稲荷社があり、静かな空間にそれぞれの信仰が息づいています。
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安倍晴明神社の花御朱印 |
初穂料800円
花御朱印台紙とのバランスも大阪メトロの配置もアート作品レベル!!
別格の御朱印に思わず安倍晴明神社がこの企画の発案か?と思ってしまいました。
阿倍王子神社へ戻ってきました。
阿倍王子神社のご祭神は、阿倍野の地を守護する神・阿倍王子大神(あべおうじのおおかみ)です。
この神様は、古くから地域の人々に親しまれ、厄除けや病気平癒、家内安全などのご利益があるとされています。
また、神社の名前に「王子」とあることからもわかるように、熊野信仰と関わりのある「王子社」のひとつとしての歴史も持っています。
安倍晴明神社や阿倍王子神社の周辺には、熊野古道の一部である「熊野街道(熊野かいどう)」が通っています。
熊野古道の大阪側の起点にあたる場所なんです。今でも道標や石碑が残っていて、歴史の面影を感じながら散策できます。
残念ながら今回はあせっていたので「熊野かいどう」の道標を撮り漏れました💦
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阿倍王子神社の花御朱印 |
こちらも初穂料は800円です。
八咫烏の御朱印ですね!
そして書きながら知ったのですが、安倍晴明神社で御朱印が頂けない際には、阿倍王子神社でも授与対応頂けたようです・・・。
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