「路地ぶら ならまち・きたまち」の期間には通常は拝観予約がいるような地元のお寺も拝観が出来、御朱印がいただけます。
1月は「阿弥陀寺」「西光院」「聖光寺」「小塔院」「法徳寺」「西福寺」「浄國院」「浄福寺」
2月は「興善寺」「高林寺」「金躰寺」「弥念寺」「誕生寺」「徳融寺」「空海寺」「五劫院」「念聲寺」
蟇股の十輪院のすぐ近くに「法徳寺」があったのでよってみました。
奈良でよく見かける街並みですね・・・。
本日はこの中に入ることが出来ます。
なんと、なら・観光ボランティアガイドの会「朱雀」の方が案内をしてくれます。
道路に面して、毘沙門堂があり、毘沙門天立像がまつられています。
本尊の背後に、愛染明王像、弁財天像、不動明王、宇賀神、庚申の三猿などもまつられていました。
本堂は修復中でした。
ですので、逆に普段は入れない中から本尊の阿弥陀如来立像の真ん前まで案内してもらえました。
本尊・阿弥陀如来立像は台座の墨書からもとは法隆寺にあったとされるそうで、さらに先代は薬師寺元管主の高田好胤と親しかったそうで、薬師寺から譲り受けた薬師如来像もありました。
法徳寺は江戸時代に倍巌(ばいがん)上人が再興し、融通念仏宗に属するようになったそうで、住職は代々「倍巌」を名乗るそうです。
高田好胤はおもしろい法話で知られていて、若いころに何度か法話を聞く機会があったように思うのですが、「足ることを知る人が福人です」など印象に残っているお話を、少し前に薬師寺に行った時にも思い出さなかったのに、ふとここで懐かしく思い出したりしました。
2019年には奈良国立博物館で「法徳寺の仏像―近代を旅した仏たち―」展が開催されたそうです。
展覧会終了後も奈良国立博物館に寄託されている、五髻(ごけい)に結われた文殊菩薩の写真を見せてもらいましたが・・・ちょっとサザエさんみたいだなと思ったりしました。
毘沙門天の御朱印を頂きました。
恒例の奈良公園の鹿へおせんべいあげに。
かわいい小鹿がいました。
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