2024年12月26日

念願の!名古屋城へ 名古屋③

熱田神宮へ参拝し、蓬莱軒でひつまぶしを食べた後は、名古屋城へ行くことにしました。

実は2019年に近鉄フリーパスで名古屋まで2往復したことがあるのですが、さすがに移動時間が長いのでいつも時間が足りずに行けなかったのです。

1回目は熱田神宮と徳川美術館、名古屋城へ行くつもりが、熱田神宮と徳川美術館だけで時間いっぱいでした。
まぁそりゃそうですよね、なんなら警備員さんが後ろをついてくるほどの閉館最終の客でした。(追い出されてはいません💦ちゃんと時間内に出ましたよ)

次々日にもう一度、今度は朝一に犬山城へ行き午後は名古屋城への予定で、14時前に名古屋城へ行ったら、「今から入ると閉門時間に間に合いません」と入れてくれなかったのです。

2018年に本丸御殿が復元されたばかりだった頃なので大人気で、人の流れ具合でとてもとても回り切れないとの判断だったようです。


一緒に行った友達はお城には興味ないのですが、会社での雑談でこの2度振られているエピソードを知っているので名古屋城でいいよ~行こう!!と。

3度目の正直の名古屋城!!です。

入り口で声を掛けてくれた、ボランティアガイドさんに案内してもらうことにしました。




天守閣は引き続き工事中なので入れません。
今回の一番のワクワクは再建された本丸御殿です。




「清正公石曳きの像」
築城の名手だった清正が巨石の上にのって、石を運ぶ人たちを鼓舞している姿です。
30年ほど前には仕事で何度か名古屋城へ来ておりその際に見た象なので、清正が作った石垣以外でも大きな石垣を見る度にこの姿が目に浮かぶんです。




「清正石」
『名古屋城で最大の石垣石材。ここ本丸搦手枡形の石垣は黒田長政の担当であったが、巨石であるがゆえ普請の名手加藤清正が積み上げたと伝えられ、清正石と呼ばれてきた』

大きな石と言えば大阪城の「たこ石」は壁一面なので石と気が付かないぐらい大きく迫力がありますが、やっぱり巨石というのはどうやってここに!って考えてしまいます。

中はどうなっているんでしょうか・・・




こうなっています!

ちょうど、修復工事をしているところがありました。
順番にあちこちの石垣を研究しながら修復しているそうです。





清正石は正門や東門から入って、さあ!天守閣や本丸御殿だ!と盛り上がるところを、一旦素通りしてわざわざ奥まった旧二之丸二之門の方へ少しだけ進まないといけないので、下調べしておくか、私たちのようにガイドしてくれる人がいないと、見落としそうです。

いや、下調べしておいても、天守閣や本丸の迫力に目を奪われ忘れてしまいそう・・・。

少しの事にも先達はあらまほしき事なり。





本丸の玄関です。
ほんっとにきれい!!
わ~~い、念願の名古屋城本丸だぁ!!




と、ここでも中に入るのをいったん待って、奥まで進んで行きます。
左に見えているのが湯殿書院、当時のお風呂(サウナ)です。

これもガイドがないと見落とす外観です。





本丸の中、今回一番見たかった「上洛殿」の欄間です。
こちらは廊下にあるので真下を通って両面を見ることが出来ます。

パンフレットなどの案内にも載っている有名な欄間です。
オナガ鳥は縁起のいい鳥として、いろいろな美術品にも表現されていますがこれは本当に豪華ですねぇ。






諫鼓鶏(かんこどり)もいます。
諫鼓苔生す(かんここけむす)平和の象徴ですね。








細かな細工が、ひとつひとつ信じられないぐらい豪華なんです。
襖の引手ひとつに見惚れるんですよ・・・。








襖絵も豪華絢爛、見ごたえがあります。

名古屋城のお土産物ショップでこんなパスケースを自分用に購入しました。
金ピカ風パスケースですよ。








屏風のそこここにいる動物のモチーフです。





名古屋城は、天守閣・本丸共に国宝の第一号に認定されましたが、空襲で焼失。
しかし、史料がしっかりと残っていたために今回の本丸は当時のままの姿で再建することが出来たと言うことです。

天守閣も外観は当時のままでしたが、内装が違うので再建方法は議論になっていましたが決着はついたのでしょうか。

締めは消失をまぬがれ東南の隅櫓とともに創建当時のままの姿を残す西南の隅櫓です。



名古屋城のご城印


一緒に行った友達はお城に興味のないとはいえ、名古屋城本丸は見ごたえがあるので大丈夫かな~とは思っていましたが、ガイドさんの説明が上手でしたので、あっちこっち「へぇ~~」と興味津々で見入っていました。

ガイドさんがいないと"すっ~”と通り過ぎてしまうだけだったかもしれません。


名古屋はお城も楽しいし、食べ物もおいしいし、ジブリパークもあるしいいですね~。

画像を見返していたら、また行きたくなってきております。



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