「ネパール館」は、万博開幕から98日目となる7月19日にようやくオープンしたばかりで、会場でもちらほらと話題になっていました。
とはいえ、これまでの2回の訪問では、私たちはまだこのあたり⇩には足を運べておらず……。
今回やっと、このエリアまで踏み込むことができました。
仏像や曼荼羅、宗教画など、多数の展示品が並び、見ごたえもあり訪れる人々でにぎわっていました。
1階の広場は、並ばなくてもお買い物ができるように解放されています。
ちょっとしたお祭りのような雰囲気の中で、食べ物を買ったり、ネパールの天然石やシルバーのアクセサリーなどを購入することができます。
食べ物はまあまあお高い気がするのですが、アクセサリーはお安めだったと思います。
娘が購入したこちらのブレスレットは2,000円でした。
私は・・・と言うと。
前回立ち寄った「コモンズA」に今回も行ってみたので、気になっていた「イエメン」のこのブースで・・・。
こちらの⇩「狐」のペンダントをお迎えしてきました。
パッと見、猫にも見えるのですが、お鼻が特徴的なので――やっぱり、狐ですよね。
「濃藍のラピス」×「シルバー925」です。
今回は覗いてみたら、その子がいなかったので、「あ~あ、あの子売れちゃったんだぁ~」と残念に思ったんです。
ところが、よくよく見たら、販売台の裏側にそっと隠れていました。😮
これはもう、連れて帰るしかないでしょう!
このお店は、電卓を使って値段交渉するスタイル。
まずは26,000円と電卓に表示されました。※この金額はちょっとうろ覚えです
「たか~い、たか~い」と言うと、“じゃぁいくらなら買うんだ”のジェスチャーとともに電卓が渡されます。
少し緊張しながらも交渉スタート。
ここで、皆さんならいくらを提示しますか??
これ、かなり難しくないですか??
でも、2周目の私は知っています。
前回、時間がないながらも13,000円まで仮交渉してたんです、私。
今回は、思い切って8,000円と打って電卓を渡しましたよ!!
渋い顔をしながら、「18,000円」と返ってきます。
ここからお互い首を振りながら、電卓を渡しあいます。
私は、「8,000円」を変えなかったのですが、「10,000円」って返ってきたときに、
もうこれが限界だろう!!って雰囲気を感じたので、「8,500円」(笑)と勝負に出ました!!
首を振りながら“なんてこった話にならん!”ってジェスチャーなので、こっちも首を振りながら“妥協したよ!”アピール。
そして、しっぶ~い顔で、ついにうなずいてくれました。やったぁ😁
こうして、8,500円で無事にお迎え成功!
イエメンの銀細工は、ユダヤ系職人たちによって18〜20世紀に花開いた伝統工芸なんだそうです。
ところで、イエメンに狐っているのでしょうか?
帰宅後に調べてみると――どうやら、いるそうです。
🟦 ラピスラズリ
幸運・直感・邪気払い。古代メソポタミアやエジプトで“聖なる石”とされ、
「真実を見抜く力」「魂を清める石」として扱われてきた。
金粒(パイライト)が多いほど、豊かさや星空のような神秘性を象徴。
🩶 シルバー
月・女性性・感受性・直観力。冷静さと浄化の力を持ち、心のノイズを静かに整えてくれる。
魔除けや霊的な守護の力もあり、「陰(月)」のエネルギーを持つ神聖な金属。
🦊 狐モチーフ
知恵・変化・守り神。日本では稲荷の使い、中国では霊獣として知られ、
イエメンや中央アジアでは「夜の知恵者」や導き手とされている。
現実と霊的な世界の境界に立つ存在とされ、神秘的な象徴。
あら、どれも共通するようなイメージなのですね・・。
意外に見えた、「狐」 × 「ラピスラズリ」の組み合わせも、意外とありなのかもしれませんね。
ちなみに狐の目はオレンジなので、カーネリアンかな~と思うのですが、
こちらは古代エジプトでは“太陽の石”だそうです。
“幸福のアラビア”からやってきた狐さん、これからは聖なる力で静かに導いてね。
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