2025年11月30日

鶴見緑地線周辺 古宮神社から日限地蔵院へ 花御朱印⑪

前回「これで終了!」なんて書きましたが…もちろん続きます。
察してくださっていた方、正解です。

予算的には厳しいのですが、11月末のイベント終了にはなんとかなる気がしてきました。
もうここまできたら「満願✨」目指します!


【古宮神社】




鶴見緑地殿の門真南から歩いて10分ほど。朝の清々しい空気の中に佇む神社です。
境内には牛の像があり、菅原道真公ゆかりを感じさせます。





リンクフラワーではないのですが、手水舎は造花が水に浸されていて、生花とはまた違った世界きれいです。



こちらは地域の憩いの場のでしょうか。

心配していたのは「留守・不在」ですが、書置き御朱印が用意されていて一安心でした。

古宮神社の御朱印


花御朱印の授与料は500円でした。


【櫻宮】



電車で移動して、こちらは京橋駅からも少し歩きました。

神社の方から「花御朱印の進み具合」を尋ねられました。
 朝一から動いても一日に8~10カ所回るのが精一杯です、と話していると
涼しくなってから巡る人が増えているそうで、なんと20カ所回った方もいるとか!驚きです。

20カ所なんて信じられなくて!!未だに、どんな方法でどこを回ったのかが気になります。

境内には桜にちなんだおみくじやお守りが並び、「大阪のお伊勢さん」と呼ばれる由緒ある神社でした。

櫻宮の花御朱印

花御朱印の授与料は600円でした。

【難波神社】


以前、着物フリマに行こうとして難波八阪神社と間違えたことがある場所。
今回は再訪なのでサクッと参拝。

…が、文楽発祥の地の石碑を見るのをまた忘れてしまいました。

まあ、心斎橋のすぐそこなので次回こそ!


難波八阪神社と間違えた話は⇒こちら


難波神社の花御朱印

花御朱印の授与料は500円でした。

【三津寺】




御堂筋のビル街の中にあるお寺。
ビルの1階に本堂が見える、以前から気になっていたユニークな立地です。

カッコイイ本堂ですよね。

本尊のは十一面観世音菩薩です。



愛染明王も祀られています。



御朱印が変わっています。

なんと自分で塗り絵をするのです。
本来は塗った後に朱印を押してもらうそうなのですが 「花御朱印の方は急いでいるからね~」と先に押してもらい 家でゆっくりと塗り絵をしました。




花御朱印の授与料は500円でした。

【長久寺】



こちらもビル型のお寺。
だんだんビル型のお寺にも慣れてきました。

大阪七福神の福禄寿が祀られていました。



お花が生けられていますね。

淀殿が、子の豊臣秀頼の武運長久を祈願するために、大坂城築城の余材を用いて本堂を建立した。
そんな伝承が残っているため、「淀君の寺」と呼ばれているそうです。
ただし史実をたどると、秀頼の誕生前に建立されたと考えられ、年代的には少し合わない部分があるようです。



長久寺の花御朱印

花御朱印の授与料は800円でした。


【善福寺(どんどろ大師)】




なんと! 私の好きな「形成阿波の鳴門」のお弓とおつるの再会シーンではないですか!! なぜここに?! 

人形浄瑠璃では摂津の国の屋敷で再会していますが、歌舞伎ではこのどんどろ大師前で再会するそうなんです!!

「ととさまの名は阿波の十郎兵衛、かかさまの名はお弓と申します。」というセリフが有名な演目です。



阿波で実際に使われていた人形がありました。 写真を撮らせてもらいました!!


ところで、「どんどろ大師」って変わった名前だな~と気になったので教えてもらいました。

このあたりに屋敷のあった 「土井殿の大師」 がなまって「どんどろ大師」と言われるようになったとのこと。

なるほど。

善福寺(どんどろ大師)の花御朱印


【三光神社】


ここも以前に来たことがある神社です。

長寿や健康を願う「寿老人」を祀っていて、大阪七福神めぐりの一社としても知られています。
大坂の陣では真田丸が置かれた地であり、後に境内は戦火で焼失しましたが、戦後に復興しました。





境内には「真田の抜け穴」と呼ばれる通路跡があり、大坂城へ通じるために幸村が掘ったと伝えられています。


三光神社の花御朱印


【大日時】




ここで、蒲生4丁目まで戻り今里筋線に乗り換えて鴫野へ

このあたりに2寺社あるので、本日はそちらも回ってみます。
道なりに進むと「八劔神社」があり「大日寺」の入り口はその横手になるので少しわかりにくかったです。

弘法大師が難産に悩む女性を救うために大日如来像を刻み建立したと伝えられています。
豊臣秀吉も大坂城築城の際に鬼門除けとして参拝したとされる由緒ある寺院です。





入り口から猫があちこちにいました。
猫!猫!と言っていたので、境内の散策がおろそかになってしまいました・・・が。




これはなんでしょう。厳重に囲ってありますね。
鎌倉時代の宝篋印塔(ほうきょういんとう)とのことです。

※※宝篋印塔とは、経文を納める塔のこと


大日寺の花御朱印

花御朱印の授与料は500円でした。


隣接している「八劔神社」へも寄りたいところですが、花御朱印満願を目指すことにしたので、先を急ぎます。

【白山神社】



ご祭神は菊理媛神(くくりひめのかみ)で、縁結びの女神として信仰されているそうです。

境内の大きな銀杏は大阪府指定天然記念物で、戦国時代には東軍の本多忠朝が登って戦況を偵察した逸話も残っているとか。


白山神社の花御朱印

そして花御朱印も、やはり 銀杏ですね。

御朱印に描かれたモチーフから、その神社の由来や物語に気づかされることが多いのですが、今回も「あら、紅葉じゃなくて銀杏だ」と目に留まりました。

夏の間の花御朱印はどうだったのでしょうか。
夏も銀杏なら、もっと「あれ?」と気付いたことでしょうね。

花御朱印の授与料は500円だったと思うのですが記録漏れです。



【日限地蔵院】

なんとまだ2寺社回る予定なのです。
緑橋まで戻り、中央線で谷町4丁目から歩きます。





聖徳太子時代の恵心僧都作と伝えられている、大阪最古の地蔵尊を祀っているそうです。
「日を限って祈願すると願いが叶う」という信仰から「日限」の名がついたそう。
難病平癒や安産祈願で篤く信仰されているそうで、後から出会った花御朱印巡りの方も、こちらにはもともと定期的に通っているとおっしゃっていました。




御朱印の男の子はなんと30パターンぐらいの表情の中から選んだものをその場で書き入れてくれるのです!

花御朱印の授与料は500円でした。

このあとは歩いて「少彦名神社」へ移動しました。
今日は少し余裕を持って、到着できたのですが、以前にもお伝えした通り、
「少彦名神社」は今年9月に花御朱印の参加を終了、現在は巡礼対象外となっていました。

後日、他の参加者から裏話なども耳にしましたが、これは少し別の話ということで・・・。

ひとこと言わせてもらえるならば、花御朱印企画はたった半年の期間のこと。
せっかく参加を決めてくださったなら、最後まで続けてほしかったな…というのが正直な気持ちです。

「薬の神様」として御朱印めぐりの初期の頃から何度も参拝し、御朱印をいただいてきた馴染みの神社。
だからこそ、今回の中途脱退はひときわ残念に感じました。

せっかく北浜まで来たので「カカオティエゴカン」でチョコを買って帰りました。



気づけば今日は10寺社。
「これで終了!」なんて思っていたのが嘘のように、まだまだ続きます。

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