東京で一日過ごせる!と思うと、あれもこれもと欲張りたくなります。
調べてみるとすぐ隣の「深川不動尊」は朝8時から参拝できるとのことで、欲張りコースのスタートにぴったりです。
とはいえ、さすがに余裕を持ったプランにしようと今回は浅草は外しました。
🕗一日の動きをざっくりと決めました。
7:00 ホテル出発
8:00 深川不動尊 → 富岡八幡宮
10:00 国立西洋美術館
15:00 マチュピチュ展
18:30 東京駅
こちらの御朱印をいただきました。
15:00 マチュピチュ展
18:30 東京駅
こんな流れで動くことにしたので、まずは早朝の「深川不動尊」からスタートです。
ホテルの最寄り駅・東陽町から電車で2駅、「門前仲町」に着けばもう「深川不動尊」。
駅を出てすぐ参道が始まるので、朝の散歩気分でそのまま参拝へ向かえます。
🌅 朝の深川不動尊
この日の朝はちょっと風があって寒かったのですが、誰もいない境内は清々しい!!
「深川不動尊」は歌舞伎役者・市川團十郎で思い浮かべる、千葉県成田市の大本山・成田山新勝寺の東京別院にあたります。
ご本尊は 不動明王ですが、旧本堂の正面には、「おねがい不動尊」が外からも拝めるように設けられています。
とても大きく、豊かな表情がはっきりと見えて、思わず足を止めて見入ってしまいます。
こちらのインパクトのある建物が新本堂です。
この外壁いっぱいの梵字は不動明王の真言が刻まれているそうです。
ここまでは、予習をしてきました。
8時の参拝受付開始まで散策個所を確認します。
・・・確認したのですが、「深川龍神」を見逃しました💦
境内には「開運出世稲荷」がありました。
赤い幟がずらりと並び、小さいながら存在感があります。
このすぐ横が御朱印の受付場所で、このころになると、もうすぐ開けますね~と声をかけていただき、このまま建物の前で待つことに。
テントも張られていて、日中などは混雑するのでしょうか・・・。
📕御朱印と御朱印帳
![]() |
| 深川不動尊の御朱印 |
こちらの御朱印をいただきました。
なんだか久しぶりの直書きで、筆の温もりと美しさがはっきりと伝わり、尊さを感じました。
このところ、「Osaka Metroで行く!六十六花御朱印巡り」でずっと書置きでしたので・・・。
会議のための出張ですが、実はカバンには“会議資料”よりも先に、御朱印帳を入れました💦
きつねのおみくじも購入してきました。
ゆるみくじを集めているので又あらためて紹介しますね。
御朱印帳も様々な種類がありました。
やはり新本堂の梵字に目がいきますが、この手作りの御朱印帳もかなり目を引きます!
真言宗僧侶の娘さんとそのお母様とで作成していらっしゃると言っていたような気がします…。
画像ではあまり伝わらないかもしれませんが、実物は立体感があって芸術的で唯一無二ですしいいなぁと思いました。
このあと、本堂の中へもどうぞ~と教えてもらったので、ゆっくりと参拝してきました。
深川不動尊、外から見てもすごいのですが、中がもっとすごいのです!!
堂内は写真撮影禁止でしたので、もうぜひ行ってみてください!としか言いようがないのですが・・・。
約1万体の小型不動尊像を納めたクリスタル五輪塔が並ぶ「祈りの回廊」や、日本最大級の「大日如来蓮池図」の天井絵や、「おねがい不動尊」の後ろ姿も見られます(笑)
8時を過ぎると売店も開き始め、ちらほら参拝者の姿も見えてきました。
このあと、まるでロックフェスのかのような太鼓が響き渡る護摩焚きも行われるそうです。
私は次の目的地、富岡八幡宮へ向かいます。
ありがたいことに、すぐ横にその社殿が見えていて安心です。
深川の昔の姿
歴史小説を読んでいると深川や永代橋がよく登場しますが、昔の姿を思い浮かべながら歩いていると、「深川不動尊」の入り口近くに往時の様子を描いた看板があり、近寄ってみると、左官の名工・入江長八の漆喰画がさりげなく残されていて驚かされました。
入江長八は晩年は深川で暮らし、この地で生涯を終えたとのこと。
あ、ちなみに「入江長八」がどなたかはこの時点では知りませんでした😅
関東の有名な寺社、薬師堂の昇り竜・下り竜や、浄感寺の鏝絵、重要文化財に指定されている 旧岩科学校の「千羽鶴図」など、左官の技術を芸術にまで高めた革新者とのこと。
どなたかはわかりませんが、「確かにこれは芸術だわ」と思わず食い入るように見入ってしまいました。
漆喰なので劣化が心配です…。
このあたりは、元来富岡八幡宮の境内で、遊行の地として大変賑わい、歴史小説でも相撲興行や富くじなど、遊びのイメージが描かれる場所でしたが…
今は静かな公園へと姿を変えていました。

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