18〜19世紀の絵画がすべて同じフロアに展示されていたので、鑑賞中に時代は曖昧になってしまいましたので、ひとまとめにして紹介したいと思います。
最後に購入したグッズも載せておきます。
《ヴェネツィア、サン・マルコ湾から望むモーロ岸壁》 ベルナルド・ベロット |
《南側から望むカナル・グランデとリアルト橋》 フランチェスコ・グアルディ |
どちらもヴェネツィアの風景を描いた作品ですが、並べて見ると、同じ街とは思えないほど空気感が違いますね。
どこみるヒントは
「旅のお土産にアイコニックな一枚を」
この絵の“どこ見る?どう見る?” 私は『時間旅行』です。
風景画はボーッと見ているだけでも楽しいですよね。
ここから肖像画になります。
まず目を奪われたのが・・・
《ポティエ・ド・ジェヴル枢機卿エティエンヌ=ルネ》 ポンペオ・ジローラモ・バトーニ |
なに!この細かさ!リアルさ!
レースの描き方ってほんとに憧れてしまいます。
《スペイン親王ルイス・デ・ボルボンの肖像》 アントン・ラファエル・メングス |
《ラ・ロカ公爵ビセンテ・マリア・ベラ・デ・アラゴン》 フランシスコ・デ・ゴヤ |
どこみるヒントは
「二人の男性、服装で職業を当ててみよう!」
この絵の“どこ見る?どう見る?” 私は『ゴヤ!普通の絵も描けるやん!』です。
『我が子を食らうサトゥルヌス』のゴヤだよね?
いや~こんな穏やかな絵も描けるんだぁ。
《貴婦人の肖像》 マリー=ギエルミーヌ・ブノワ |
《自画像》 マリー=ガブリエル・カペ |
カペがこの絵を描いた18世紀後半のフランスでは、女性が職業画家として認められるのはまだ難しい時代でした。
王立美術アカデミーに女性が正式に参加できるようになったのも、ようやくこの頃。
そんな中でカペは、師であるアデライド・ラビーユ=ギアールのもとで腕を磨きながら、自らの存在を世に示すためにこの自画像を描いたそうです。
女性が“描かれる存在”から“描く存在”へと変わろうとする瞬間を捉えた、力強い一枚です。
「それぞれの勝負服」です。
この絵の“どこ見る?どう見る?” 私は『絶対!加工したよね?』です。
《フェイディアスの習作》 ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングル |
《ホメロス礼賛》 ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングル ルーヴル美術館 |
この絵はルーヴル美術館に収蔵されている、《ホメロス礼賛》の習作で、
どこみるヒントは
「完成作とは異なる服の色・・・。こだわって描いた後に注目」です。
この絵の“どこ見る?どう見る?” 私は『真似したくなるポーズ』です。
《羊飼いの少女》 ウィリアム=アドルフ・ブーグロー |
《闖入者》 セオドア・ロビンソン |
印象派の技法を取り入れたアメリカ人画家ロビンソンが、ジヴェルニー滞在中に描いた一枚。
垣根の隙間から無断で入り込んだ少年が、さくらんぼをつまむ手を止めてこちらを見つめる瞬間を捉えています。
ちなみに《闖入者(ちんにゅうしゃ)》です。
男の子です。
スモックを着てるんですって。
この絵の“どこ見る?どう見る?” 私は『さくらんぼ物語』です。
アメリカっぽい物語のワンシーンみたいじゃないですか?
《バレンシアの海辺》 ホアキン・ソローリャ |
《ラ・グランハのマリア》 ホアキン・ソローリャ |
スペイン・バレンシア出身の画家で、“光の画家”と称される印象派系の巨匠。
地中海のまばゆい陽光や人々の暮らしを、明るく生き生きと描いた作品で知られています。
《ラ・グランハのマリア》は結核療養中の娘マリアだそうです。
全部撮ってきたつもりでしたが、撮り漏れもあったようです。
《眠る羊飼女》 ニコラ・ランクレ |
《賭博場》 ジュゼッペ・デ・ゴッビス |
《不謹慎な殿方》 ピエトロ・ロンギ |
《うずくまる赤毛の裸婦》 アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック |
ロートレック、こんな絵も書くのですねぇ。
《劇場を後にして》 オノレ・ドーミエ |
《踊り子の頭部》 アントニオ・カノーヴァと工房 |
さて、今回購入したグッズは、こちらです。
ちんにゅうしゃにツボってます。
こちら、結構お安めで税込み880円だったと思います。
今回は写真撮影OKだったので図録は悩んだのですが、読み物として面白い感じだったのでやっぱり購入してしまいました。
こちらは税込み3000円だったと思います。
グッズ購入時にLINE友達登録すると、
(電波状況が悪いのでスマホで10秒とはいかないですが・・・) |
こんなステッカーもらいました。
かわいい。
てか、最初「三浦大知」かと思いましたよ。
多才なんだなぁと・・・。
な~~んか、この女の子見たことありますね。
絵に眼福、ディーン様の声に癒される至福のひと時。
以上、どこ見る?どう見る?西洋絵画!レポでした。
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