自分で摺った唐紙を使って御朱印帳を作ります。
まずは透明なプラスチックの枠を唐紙に置いて、どこを表紙にするのか考えます。
二人とも必死に考えていたので画像がないのです・・・。
絵柄が決まったら、プラスチックの枠をなぞって線を引きはさみで切り取ります。
のりは本格的にしすぎると乾かすまでに時間がかかりすぎるのと、難しいとのことで市販のスティックのりで貼っていきます。
四隅に均等に1.5mm程隙間ができるように置いて、先に長辺から下の白紙を引っ張って巻き込むようにして貼っていきます。
短辺はこの角を爪で折り込んでから貼ります。
プレゼントBOXをラッピングするときのあの角を折り込む感じの1mm版です(笑)
両面が貼り終わりました。
上下を間違わないように気を付けて、御朱印帳の中身を張ります。
中身も和紙で裏面に染みこまないようにしているそうで、両面が使えるとのことでした。
端が少しだけめくれるように加工してあって、先に端を貼ってミリ単位で位置を調整してから、全面をはがして貼っていきます。
両面ピタッとそろった御朱印帳が完成しました!!
表面 |
裏面 |
パッと見、お弁当箱等に使われている木目のようですが、よく見ると和紙が古典仮名のようにも見え、瓢箪柄とは相性よくできたと思います。
表裏で、瓢箪が下と上にくるように配置しました。
こちらも表は葡萄と葉っぱがメインで、裏は唐草部分がいい感じで、薄い葡萄色と金で上品に仕上がりました。
いつもは外国人を含めたくさん体験者が来るとのことでしたが、この日はたまたま二人だけで貸し切り体験でした。
途中で外国人観光客が来店していたのですが、教えてくれた唐丸の講師の方は英語ペラッペラで応対されていました。
和の工芸もできて英語も出来てカッコイイ!!
月替わりの他の文様もありました。
12月は左から二つ目の緑の地の文様で「松竹梅」だそうです。
こちらの唐紙で作る御朱印帳も以前ジェームス邸でカリグラフィーの体験レッスンをした時と同じInstagramの広告「Otonami (おとなみ) | 大人のための非日常体験 」さんで見つけました。
「京からかみ丸二」主催 100年前の版木で作る御朱印帳 −美術史を学ぶ視聴会付き−
体験料6,000円の表記ですが、年内は5,500円据え置きのようです。
同じ木型を使ったこんな摺りもありました。
行燈も素敵😍
小さい木型でハガキサイズの摺り体験もあるとのこと。
他にもパネルや行燈作り体験等もできるとのことです。
自宅で摺ることができる体験キットも販売されていました。
もう、これは好きすぎる!!
店内はどこを見ても素敵なのですが、気軽にポンポンできるハンコのような版木も販売されていて、この中から一つ購入しました。
迷いに迷って・・・。
「鉄線」にしました。
版木は手のひらで摺って文様を紙につけるために深く彫られているそうですが、この版木もこちらはハンコですが結構深く彫られています。
鉄線は”蔓が鉄の線のように細く強いのでその名が付いています。人と人のご縁を強く結ぶ縁結びの文様とされています”とのことです。
それぞれの文様に意味が込められているとのことです。
セット販売されていたインクのツキネコのブリリアンスのゴールドは家にあったので、試しにポンポンしてみましたが、このインク 水性・顔料系インクとのことで雲母(キラ)が入っているとのこと!!
知らなかった😯
しばらくは、なんでもかんでもゴールドで押しまくってしまいそうです💦
【おまけ】
包装紙ももったいなかったのでブックカバーにしました😁
0 件のコメント:
コメントを投稿