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2024年11月7日

第76回正倉院展へ行ってきました

秋と言えば恒例の正倉院展へ行ってきました。



コロナで自粛している間に、いつの間にかチケットは日時指定の事前予約制になっていました。
会場にはチケット売り場はありません。



正倉院展と言えば、すっごく並ぶのですが、今回は平日だし時間指定だし空いてるかなと思いきや!!
指定時間の5分ちょい前ですが、こ~~んなに並んでいました。
列は駐車場の奥を蛇行して、会場の国立博物館はあそこです!!

まさか!こんなとこまで来ると思わずに最後尾探しにプチ迷子になりました。
(ちなみに指定時間の10分前から並べるようでした)

とは言え、さすがに時間指定、ここから15分ほどで入り口までたどり着きました。

今年のポスターには「黄金瑠璃鈿背十二稜鏡」が載っていますね。
正倉院展の入り口でもらえるこの新聞はちょっとした図録変わりにもなるしいいですよね。


この花弁は一枚一枚作ってくっつけているようです。
正倉院ならではのとても良い保存状態で、七宝製品としては世界的に見ても唯一無二遺品だと書いていたような気がします。


話題になっていたのが「瑠璃魚形」


実物の色がすごくきれいでした。
複製も展示してありましたが、これは劣化も感じないので混ざってしまったらどっちがどっちかわからなくなりそうでした。
役人たちが腰から下げるアクセサリーだったとのこと。
グッズの箸置きは初日で完売したそうです。

魚ちゃんあきらめきれず・・・


蒔絵のシールを買ってきました。
水にも強いそうなので、グラスに貼ろうかな・・・と思ったのですが、何か着物系の小物に出来ないかなぁ~とも思い活用方法はこれからしばらく考えます。

このシール、1,320円なんです!一匹330円なんですよ!
高い😖と思いました。

けれども色がきれいに再現されているので、他のグッズをあきらめてこれだけ買ってきました。


今回は「鹿草木夾纈屛風」が展示されていたので、注染の手ぬぐいを買う気満々だったのですが・・・。

「鹿草木夾纈屛風」は夾纈(きょうけち)染めと言う染め方が気になりました。
図柄を掘り出した板に挟んで染めているとのことでしたが、説明を読んでもイマイチ具体的には分かりませんでした。

板に挟んで防染するのは分かるのですが、では染料はどこから入るのでしょうか・・・。
と思ったら、すぐ横で若い子たちが染め方について同じように語っていました。

やっぱり気になりますよね・・・。

夾纈染めを調べてみると、板に色を入れるための穴を開けるとのこと・・・。




おお!こうやっていたのか。
がっつりぼこぼこと穴が開いていますね!!
鹿草木夾纈屛風も色鮮やかだったんでしょうね。


正倉院展の展示物については語りだしたらキリがないのでこのへんにして・・・。


やっと袷が着れるようになってきたので先日買ったぜんまい紬を着て行きました。
着物の常識ではこの時期はもう羽織が必須なのですが、まだまだ単衣でもいい気温でした!!
11月ですが帯付きで歩きますよ!!







鹿の帯を合わせましたよ。

”あ、鹿ちゃんだ”とか”キレイネね”とか言ってくれる人がいました。
うれし😊

裄は少しだけ足りず、他のサイズは測らずに簡単に試着して買ったのですが、いい感じにピッタリでした。

ぜんまい紬!いい質感です!!もともと多色でぱっと明るい染めの経糸ですが、糸がほっこり、かつキラキラしてて気分が上がりました。

四天王寺の蚤の市で買った漆塗のバレッタもさっそく使いました。

急に和服の人!みたいになりましたね。




9月は水に浸かっていた鹿たちは、換毛期の今はどろんこに体をこすりつけていました・・・。
泥まみれの鹿の画像はありませんので(近づきたくないので・・・)かわいい鹿の画像を。

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