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2024年10月19日

市川團十郎襲名披露 初めての歌舞伎へ

昨日は大阪城の薪能でしたが、次の日はなんと歌舞伎へ行きました。

初めての歌舞伎です!



「十三代目 市川團十郎白猿襲名披露」 「八代目 市川新之助初舞台」
2022年から巡って大阪松竹座が大トリとのことでした。

道頓堀の有名なグリコの看板近くで、この辺は、しょっちゅうウロウロしていますが、
あっ!松竹座の入り口がすごい!成田屋仕様、襲名披露に化粧されています!!







演目がまた良くて連獅子!です。

歌舞伎は何もわからないので何も語れませんが・・・
(いや、お能も何も知らないのでどれも何も語れませんが💦)

  1. 義経千本桜 鳥居前
  2. 一条大蔵譚 奥殿
  3. 口上
  4. 連獅子

「義経千本桜」は、はからずも、昨日見た「二人静」と通ずる演目です。
「二人静」は義経と静御前は雪の吉野山で別れていますが、こちらは伏見稲荷の鳥居前で別れていました。

アクロバットだなぁ~と見ていました。


「一条大蔵譚」はちょっと全体の理解は難しかったのですが、ところどころで松本幸四郎が志村けんになるんです!面白かったです。


楽しみだった「口上」はとにかくかっこいいのと、かわいいのと。
こんな感じなんだ!と初めて知りました。
たぶん、大阪バージョンでウケもねらっていたのじゃないかなぁ~と思うようなところもありました。


「連獅子」
これはもう知らない人はいないのじゃないかと言って過言はないかと・・・
いろいろな機会や映像などでも目にすることはありましたが、通して見たのは初めてでした。
獅子物にはいろいろあるそうですが、親子獅子はそのまんまでいいですね。

とにかく、勸玄くん改め新之助がかわいい!!
かわいいのだけれども、とてもしっかりしていて驚きました。

こうやって成長を見ていくのだと思うと、歌舞伎が人気があるのがよくわかりました。
客席との掛け合い感があるのですね。

これは、楽しい。


さて、本日も着物を着ましたよ。




この日のためにあるような、連獅子に牡丹の撫松庵の小紋の着物です。

歌舞伎と言えば着物警察の本場みたいなイメージでこわいのですが、演目と同じものを着るのが無粋かどうかわかりませんが、この日は貸し切り公演だったので、そこまでガチではないだろうと着たい着物を選びました。

ネットで調べてみると襲名披露はめでたいので訪問着など華やかなものを着ると載っていましたが、大阪だからか着物の人はそこまで多くはなく着ている方も紬や色無地(に見える感じの物)などが多かったです。


いろいろと気になるグッズがありましたが、お祝い特別パッケージの坂角のゆかりがありました。
海老だけにやはり応援されているのですね!!




歌舞伎は、何も知らなくても楽しむことが出来ました!!
伝統芸能なのに古典というよりは今も観劇の感じに近いのですね!